リチャード・ニクソン

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指導者とは 文春学藝ライブラリー

リチャード・ニクソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784168130090
ISBN 10 : 4168130096
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「私が知った偉大な指導者は、すべて心の底の底では非常に感情的な人だったが、それは彼らが実に人間的だったことの何よりの証拠だろう」。チャーチル、ドゴール、マッカーサー、吉田茂…第二次大戦後の時代を率いた世界の指導者たちの素顔とは?権力の栄光と挫折を知り尽くした米大統領だから書けた、二十世紀リーダー論の最高峰。

目次 : 偉大さについて/ ウィンストン・チャーチル―われらが時代の最大の人物/ シャルル・ドゴール―神秘な指導力/ マッカーサーと吉田茂―東と西の出会い/ コンラート・アデナウアー―西欧の鉄のカーテン/ ニキタ・フルシチョフ―権力へのあくなき意志/ 周恩来―中国式革命家/ 指導者の資格について

【著者紹介】
リチャード・ニクソン : 1913年‐1994年。第37代アメリカ合衆国大統領。デューク大学ロースクール修了後、弁護士を経て、1946年に共和党より下院議院に初当選。上院議員に転じた後、1953年よりアイゼンハワー政権で副大統領を務めた。1960年の大統領選挙ではジョン・F・ケネディに敗れたが、1968年の大統領選挙で勝利し、第37代大統領に就任。ベトナム戦争からの完全撤退、冷戦下のソ連とのデタント、中国との国交樹立などに尽力する。しかし、ウォーターゲート事件により1974年に二期目の任期半ばで辞職する

徳岡孝夫 : 1930年生まれ。京都大学英文科卒。毎日新聞社で社会部、サンデー毎日、英文毎日記者などを歴任。退社後、評論や翻訳で健筆をふるう。1986年に菊池寛賞、1997年に『五衰の人』で新潮学芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろし

    ニクソンと言えばウォーターゲート事件で失脚した印象が強いが、副大統領や上院議員として各国首脳と長年にわたり接してきていて、その経験をもとに指導者について紹介し、その資質について考えた本。各指導者の不遇の時期について同情的に書かれているように読み取るのはうがちすぎだろうか。取り上げられている人物のうち、フルシチョフの章はリアリティーがあって抜群に面白い。

  • Miyoshi Hirotaka

    歴史は、転換点に立つことになった指導者の意志により決定される。独裁制、民主制を問わず、指導者に追随する者の願望は歴史を変えない。指導者は他人の意思を決定させることで組織を動かし、歴史を動かす。チャーチル、ドゴール、マッカーサー、吉田茂、アデナウアー、フルシチョフ、周恩来らの指導者像がニクソンの筆を通じて鮮やかに描かれる。リーダーシップの事例集としてだけでなく、20世紀の史料としても貴重。さて、歴史は繰り返さないが韻を踏む。40年前に書かれた本だが、固有名詞を現代に置き換えて読むと、驚くほど正鵠を射ている。

  • TS10

    自身もまた指導者であった著者による、戦後世界に君臨した指導者たちの列伝。彼らと直接関わった体験の回想も交えながら、その人間性を生き生きと描写すると同時に、彼らから学び取った著者一流の政治的洞察が開陳される。殊に、ド・ゴールとマッカーサーへの観察が興味深い。著者は、ド・ゴールに関して、その沈黙こそが彼の権威の源泉であったと、マッカーサーについては、権力の獲得に際して、それをあからさまに志向したことが彼の命取りに成ったと指摘する。また、著者とフルシチョフの丁々発止のやり取りは痛快だった。

  • Francis

    猫町倶楽部東京アウトプット勉強会の課題本。前から興味があったので読むことにした。ニクソンアメリカ元大統領が自分が会ったチャーチル、ド・ゴール、アデナウナー、フルシチョフなど世界各国の指導者について論じる。指導者たちの人物像だけでなく、彼らが率いた国の外交・軍事政策について論じられ、真実味がある。著者のニクソン氏を含めこの本に載っている指導者たちは全て故人だが、これは紛れもなく混迷した現代の政治についての実践的な参考書になる名著であると思う。ニクソン氏がウォーターゲート事件を起こしてしまったのが本当に残念。

  • びす男

    私の書いた指導者たちは、戦いに当たってひるむことがなかった。敢然として戦場に立ったのだった。…「戦争の世紀」と呼ばれる20世紀を生き抜いた元アメリカ大統領が綴る、歴史に名を刻んだ偉大な指導者たちの群像。ニクソンは彼らの生涯と実際に会ってみたときの感覚などを詳細に分析し、そのうえで「指導者とは」という政治学では理論化不可能な問いかけに答えようとする。さながら現代の「君主論」と言ったところか。素晴らしい一冊。ブログ書きました。http://niksa1020book.blog.fc2.com/

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