リチャード・ドーキンス

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好奇心の赴くままに -ドーキンス自伝-ハヤカワ・ポピュラー・サイエンス

リチャード・ドーキンス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152094575
ISBN 10 : 4152094575
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

生物学者として世界的なベストセラーを多数もち、科学啓蒙家としても活躍、最近では舌鋒鋭い宗教批判と、多方面に活動をくりひろげる「思想家」ドーキンス。そうした多彩な人物がどういう生涯をへて形成されたかは、生物学界だけでなく思想・科学に携わるすべての人の関心事だったが、ようやくドーキンス自身の声でその生い立ちの語られる時が来た!父母の配慮につつまれ好奇心を育んだアフリカの幼少時代、奇妙な決まりごとといじめの問題に心悩ませたパブリック・スクール時代から、動物行動学の師、ティンバーゲンとの出会いに始まる研究者時代に入り、思わぬ経緯で世界的ベストセラー『利己的な遺伝子』を刊行するまでを描く。待望のドーキンス自伝(2部作の第1部)。

目次 : 遺伝子と探検帽/ ケニアでの従軍生活/ 湖の国/ 山のなかのイーグル校/ さらばアフリカ/ ソールズベリーの尖塔の下で/ 「おまえたちのイギリスの夏はもう終わったのだ」/ ネーン川沿いの学校/ 夢みる尖塔/ 仕事のやり方を学ぶ/ 西海岸のドリームタイム/ コンピューター中毒/ 行動の文法/ 不滅の遺伝子/ 来し方を振り返る

【著者紹介】
リチャード・ドーキンス : 1941年、ナイロビ生まれ。オックスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍。2008年まで「科学的精神普及のための寄付講座」初代教授をつとめた。王立協会(ロイヤル・ソサエティー)フェロー、王立文学協会フェロー

垂水雄二 : 1942年大阪生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、1999年よりフリージャーナリストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やいっち

    少年時代通っていた学校(その寮生活などで)は、苛めがあったり性的な因習があったり、苛めを目撃して止めることが出来なかった悔いなど、若いころの自分の心の中を見つめるなど、率直な記述が続く。あるいは、エルヴィス・プレスリーの熱狂的なファンだったとか、一時期、ひどい吃音に悩まされていたなど。穿孔テープ式のコンピューターを使っていたり、ソフト作りに熱中したり、意外な面を知ることが出来る。しかし、極めつけはやはり、名著『利己的な遺伝子』を書くに至る経緯や、発表当時の絶大な評判などの話題だろう。

  • ぐうぐう

    リチャード・ドーキンス自伝。一巻となる本書は、彼を一躍有名にした『利己的な遺伝子』出版までが綴られている。幼少時をアフリカで過ごしたことが進化生物学者になるよう導いたかという自らの問いに、ドーキンスは心許ない返答をする。確かに、ここでのドーキンスは一般的な子供とほとんど変わりがないように見える。とはいえ、三〜四歳でメタごっこをして遊ぶ辺り(「ママ、ぼくは水車になったフクロウです」)、普通の子供では決してない。(つづく)

  • 1.3manen

    2013年初出。著者は言語の進化に無料され、方言の分化や、互いに理解できないが類縁のある言語に分岐していくのに関心があるという(58頁〜)。 明かな弱い者いじめのほとんどは、純粋な虚勢だった。無益な脅しの空しさは、呪いの言葉が言う未来の曖昧さで裏づけられる(161頁)。著者は音階練習がいいかげんであったと自省している(213頁)。自伝には武勇伝のみならず、ダメな自分も当然書かざるをえない。それは、わたしが自分史を書いたときにもよくわかった。 

  • KAZOO

    「利己的な遺伝子」で有名な、リチャード・ドーキンスの自伝の前半部分です。子供のころから高校時代、大学の生活がかなり面白く読めました。自伝とはいうもののかなり専門的なことに敷衍しているのでこの分野に興味のない人には苦痛かもしれません。訳についてはいろいろ意見があるかもしれませんが、私は読むのにはあまり支障はありませんでした。もっとひどい訳に慣れているので。

  • ばぶでん

    利己的な遺伝子の著者の自伝。興味を引いたのはプレップスクール、パブリックスクール、オックスフォード大学時代の学生生活の雰囲気が感じられたところ(著者はチューター制度が人格・学力形成の要であったとしており、それが驚くべき数のノーベル賞受賞者量産の秘密ではなかろうか)と、利己的な遺伝子の考え方を育む過程で今はやりのディープラーニングらしきものを考えついていたところ。進化論も誤って理解されがちだが、利己的な遺伝子の考え方はやはりひときわ直截簡明で画期的であると改めて認識できた。

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