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われわれは仮想世界を生きている Ai社会のその先の未来を描く「シミュレーション仮説」

リズワン・バーク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198653934
ISBN 10 : 4198653933
Format
Books
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 0 概観(シミュレーション仮説)/ 1 マトリックスの作り方―コンピューターサイエンス(ステージ0〜3:『ポン』からMMORPGまで/ ステージ4〜8:仮想現実からマインド・インターフェイスへ ほか)/ 2 シミュレーション仮説は私たちの世界をいかに説明するか―物理学(条件付きレンダリングと、確率の波の収縮)/ 3 シミュレーション仮説は未解明の現象をいかに説明するか―神秘思想(幻のような、ビデオゲームのような、夢の世界における魂/ 複数のライフと、ビデオゲームのクエストとしてのカルマ ほか)/ 4 諸説の統合(懐疑論者と信奉者―コンピューターによる計算のエビデンス/ グレート・シミュレーションとその意味)

【著者紹介】
リズワン・バーク : Rizwan“Riz”Virk。起業家、投資家、ビデオゲームパイオニア、インディーズ映画プロデューサー。また、MITゲームラボによってキャンパス内に設立された“プレイ・ラボ”(www.playlabs.tv)の創始者でもあり、ベイビュー・ラボを運営している。マサチューセッツ工科大学(MIT)でコンピューターサイエンス学士号、スタンフォード大学経営大学院で経営学修士号を取得。23歳のときに起業家精神に目覚めて以降、Gameview Studios(DeNAに売却)、CambridgeDocs(EMCに売却)、Tapjoy、Funzio(GREEに売却)、Pocket Gams、Disruptなど、シリコンバレー内外の多くのスタートアップに対し、共同創業者、投資家、アドバイザーを務めている。ビデオゲームプロデューサーとしては、3000万ダウンロードを達成した「タップフィッシュ」や、テレビ番組をモチーフにした「ペニー・ドレッドフル」など。さらにインディーズ映画のプロデューサーとしては、インターネットで大いに評判を呼んだ“Thrive:What On Earth Will It Take?”ほかを手がけている。現在、カリフォルニア州マウンテンビューおよびマサチューセッツ州ケンブリッジ在住

竹内薫 : サイエンス作家。1960年東京生まれ。8歳から10歳までニューヨークの現地校に通う。東京大学教養学部教養学科、理学部物理学科卒業。カナダのマギル大学にて博士課程修了。Ph.D.(高エネルギー物理学専攻)。科学雑誌『ネイチャー』の翻訳にも携わる。著書に40万部のベストセラー『99.9%は仮説』(光文社新書)、ロングセラー『「ファインマン物理学」を読む』『「ネイチャー」を英語で読みこなす』(講談社)、翻訳書に『奇跡の脳』(新潮文庫)、『科学の終焉』(監修:筒井康隆、徳間文庫)、『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』(ダイヤモンド社)などがある。2016年、人工知能社会の到来を見据え、英語と日本語とプログラミングの先進グローバル教育に注力する「YES International School」を開校。2018年に東京校を開校

二木夢子 : 国際基督教大学教養学部社会科学科卒。ソフトハウス、産業翻訳会社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 猫科とらねこ

    凄く好みど真ん中の本でおもしろかった。この世界が我々が思うところの現実ではないっていうとんでも論なんだが、観測者問題とか二重スリット問題とか理屈で説明できないおかしな事が実際にあるわけで、この世界がコンピューターによるシミュレーションの世界であれば全て辻褄があうんだよね。DNAの設計図にしてもフラクタル理論にしてもぜーんぶ説明がついちゃう、恐ろしすぎてワクワクした(*´∀`)

  • kuu

    某番組で東大の先生がシミュレーション仮説という用語を話していた事が気になり、関連書籍を探して見つけたものが本著。量子力学や宗教が全てこの理論で説明できるという。確かに筋は通っていると思うが、そもそもこの世界を作った祖先は何?っていう点が最後に可能性が書かれているけど、歯切れが悪いような…シミュレーションの外なので、中にいる人間の発想では解釈不能なんだろうと思った。中は全て数式で表現できるのなら、外は数式や理屈じゃないのか?と思ってしまった。イーロンマスクも賛同しているということで、分かるような気がした。

  • もず

    シミュレーション仮説をコンピュータゲームから物理学、量子力学、神秘思想、AIなどあらゆる角度から説明した良書。イーロン・マスクのシミュレーション仮説に対する発言から薄々世界はシミュレーションされているとは感じていたが、疑念が確信に変わった。本書を読み終えてもなお、シミュレーション仮説の懐疑論者で居続けることは難しいだろう。

  • まさき

    いやー読むのに時間がかかった。訳本だから読みづらい、という面と、単に物理学とコンピューターサイエンスの知識がないので難解な部分が多かった。 内容はというと、前半の量子不確定性と測定可能な最小距離などから、現実がシミュレーションである可能性を論じた部分は面白かった。実際人類も、あと数十年もあれば現実と変わらないシミュレーションを実現するのだろうし、ありうるのではないか。 宗教との整合はやや蛇足感がある。まあシミュレーション仮説と整合はするのだろうが、「宗教家がなぜその事実に気づいたか」に言及がないのは残念。

  • ダージリン

    シミュレーション仮説について語られる。シミュレーション仮説自体に馴染みがないので終始懐疑的に読んでしまったが、仮説としては面白いし、物理学の話がふんだんに入っていて楽しめる。竹内薫が監訳でなかったら恐らく手にしなかった本だが、アクロバティックで冒険的な考え方に触れた点では収穫あり。

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