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黒い兄弟 下

リザ・テツナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751530726
ISBN 10 : 4751530720
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

秘密結社“黒い兄弟”の一員として迎えられたジョルジョ。仕事にもようやく慣れ、親方からも信頼されはじめるが、運命は、思いもかけない方向に…。

【著者紹介】
リザ・テツナー : 1894年、ドイツ東部に生まれる。1933年、ナチスの政権掌握とともにスイスに亡命。1963年に亡くなるまで、『黒い兄弟』の舞台になっているルガーノ近郊で創作活動に従事した

酒寄進一 : 1958年、茨城県に生まれる。和光大学教授、ドイツ文学翻訳家。2021年、コルドンの「ベルリン3部作」(岩波少年文庫)で日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    【2021年色に繋がる本読書会】金持ちの屋敷の煙突掃除中に倒れ、偶然スイスの同じ地方出身の医者と出会ったことから、主人公の運命は大きく変わっていく。ドイツからナチスの手を逃れて亡命してきた作者は、図書館で人身売買でミラノで働かされていた少年たちの記録を読みこの話を書こうと思ったという。主人公の生活と冒険の根底には同じ煙突掃除仲間たちのあつい友情が流れている。

  • syk

    上巻読んだ時も思ったけど、アニメ見た時子供向けにしてはしんど過ぎない?って思ったのに、原作読むとアニメはだいぶマイルドにしてたんだな〜としみじみ……最低な人はずっと最低だし、子供たちは相当酷い目にあってる。でも、手を差し伸べてくれる人もいる。あとがきにもあったように運が良かったのは勿論だけど、みんなが誠実で未来を諦めなかったのも大きいんだろうなあ。原作復刊してくれて、読むことが出来て良かった。アニメもまた配信始まって盛り上がってるし、沢山の人がこの黒い兄弟の皆のことを知ってくれたらいいな。

  • ぎゃま子

    「ロミオの青い空」の原作。十数年前に一度読むのを挫折したが、新装版を図書館で見つけたので読んでみた。アニメでは、半年間耐えて無事に家に帰って来たが、原作はもっと過酷だったし、実際にそんな時代があったと思うと辛い。

  • ハニワ

    訳者後書きにもありましたが、日本の子どもは豊かになったが、生きる勇気や活力を失っている子が増えているとたしかに思う。勇気、友情のよさを改めて実感できる話。 ラストのビアンカと一緒に教師としてジョルジュが戻る、再会のシーンよかった。で、そこにいたるまでの過程もできれば読んでみたかったなぁ。ロミオの青い空を見たくなった!!

  • ぐぐ12345

    面白かったです。頑張ったね。ジョルジョ。良いお医者さんに会えてよかった。

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