ラーミン・ガネシュラム

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サフランの歴史 「食」の図書館

ラーミン・ガネシュラム

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562059485
ISBN 10 : 4562059486
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
龍和子 ,  

Content Description

古代メソポタミアの壁画にも描かれ、シルクロードで運ばれたサフランは、スパイス、薬、染料として世界中で使われてきた。人を魅了し、犯罪や戦争の原因にまでなった「世界一高価なスパイス」のドラマチックな歴史。レシピ付。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 もっとも貴重なスパイス/ 第1章 起源と栽培/ 第2章 古代社会とシルクロード/ 第3章 中世とルネサンス期のサフラン/ 第4章 北アメリカとカリブ海地域のサフラン/ 第5章 宗教 芸術 医療/ 第6章 現代サフラン事情/ 付録 サフラン入門

【著者紹介】
ラーミン・ガネシュラム : アメリカ人ジャーナリストで料理史家。アメリカにおける多文化的歴史やアメリカの食文化の研究でも知られる。シェフでもあり、多数の料理書を出版

龍和子 : 北九州市立大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 秋良

    インドカレーを食べた時、サフランライスの美味しさに驚愕した。その後、見た目は同じなのにターメリックライスの味に失望した。それからは一貫してカレーにはナンを選んでいる。古代から現代に至るまで最高級のスパイスの地位を独走するサフランの歴史は、産地偽装や原材料偽装との闘いの歴史でもある。今でも高価なのは栽培も収穫も機械化できないから(それでも正当な対価ではない)。写真が多く、日本では馴染みのない料理が見られて面白かった。

  • くさてる

    いつも面白いこのシリーズ。でもさすがにサフランって?と思ったものの(パエリアの黄色の素、くらいの知識しかなかった)、この小さな花弁を追い求めた人々の歴史と文化が面白くて驚いた。スパイスはそういうものなのかもしれないけれど、サフランもまた珍重され、高価で取引されるだけの価値を認められたものなのだ。面白かったです。

  • とりもり

    昔、スペインを旅行したときにお土産でサフランを買ったことがあるが、確かに高価だった。カレーもサフランライスで食べると格段に美味しくなったのをよく覚えている。そんなサフランだけど、あまり身近な印象はない。だけど、世界ではこんなに珍重されてきたんだと驚くことしきり。「世界一高価なスパイス」の異名も伊達じゃない。インド国旗のオレンジはサフランの色だとか、イランが世界一のサフラン大国だとか、知らないことだらけ。写真がふんだんでとてもきれいなので、見るだけでも楽しめる。個人的には非常にお気に入りの一冊。★★★★★

  • takao

    サフランの野生種はギリシア原産。

  • 木倉兵馬

    高価なスパイスであり続けるサフランの歴史を描いた一冊。イランが9割を生産しているとのことで驚きました。高価なのは人件費によるものであり、それでもまだ十分な対価ではない、という事実は覚えておきたいです。サフランの入った料理を他のスパイスで代用するのは賛成し難く、その料理に使わないのなら作らないほうがいっそ良い、という意見も載っていましたが、パエリアをターメリック入りでしか作ったことがないので、本当にそうなのか気になるところ。

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