アメリカ出身の指揮者
カジム・アブドラの『ダフニスとクロエ』
バレエ・リュス(ディアギレフ・バレエ団)のセルゲイ・ディアギレフは、1910年にロンゴスの古代小説「ダフニスとクロエにまつわる牧人風のレスボスの物語」をもとにしたバレエ音楽をラヴェルに依頼しました。古代ギリシアのロンゴスが書いた恋愛物語。エーゲ海に浮かぶ牧歌的な情景の島を舞台とし、少年と少女の恋の物語が、様々な逸話を絡めて抒情豊かに描かれています。曲は3部からなり,第3部は「第2組曲」として独立してコンサートで頻繁に演奏されます。
カジム・アブドラ率いるアーヘン交響楽団による演奏で、情感豊かに、彩り鮮やかにラヴェルの音楽世界を再現しています。アメリカ出身の指揮者カジム・アブドラはハイティンクやレヴァインの薫陶を受け、オペラ界で注目される若手有望株です。(輸入元情報)
【収録情報】
● ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』全曲
第1部 パンの神とニンフの祭壇の前
序奏〜宗教的な踊り
全員の踊り
ダフニスの踊り〜ドルコンのグロテスクな踊り
優美な踊り〜ヴェールの踊り〜海賊の来襲
夜想曲〜3人のニンフの神秘的な踊り
間奏曲
第2部 海賊ブリュアクシスの陣営
戦いの踊り
やさしい踊り
森の神の登場
第3部 第1部と同じ祭壇の前
夜明け
無言劇
全員の踊り
アーヘン室内合唱団、他
アーヘン交響楽団
カジム・アブドラ(指揮)
録音時期:2016年
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND