CD Import

Castor et Pollux : Vashegyi / Orfeo Orchestra, Purcell Choir, Wanroij, Gens, Mechelen, Christoyannis, etc.(2023 Stereo)(2CD)

Rameau, Jean-Philippe (1683-1764)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ALPHA1148
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


この上ない歌手陣を迎えて贈る、ラモーの傑作抒情悲劇の初演版

ラモーが1737年に発表した『カストールとポリュックス』は、1733年に齢50で舞台音楽デビュー作『イポリートとアリシ』を披露した後、1735年の『優雅なインドの国々』を経た後の抒情悲劇第2作。彼がフランス王室の愛顧を得た後の1754年に大きな改稿を経て再上演され、同分野を代表する人気作のひとつとなりました。2015年にはラファエル・ピション指揮ピグマリオンによる1754年版の全曲録音(harmonia mundi france)が話題を呼びましたが、今回「ALPHA」からリリースされるのは、好評のうちに20回上演を重ねながらその後何故か上演されることの無くなった初演版です。
 物語の主人公は黄道十二宮のひとつ「ふたご座」のモデルになった兄弟。自分と同じくテライル姫に恋をしていながら戦死してしまった双子の兄カストールを救おうと冥府へ向かう不死のポリュックスと、そのポリュックスに恋し冥府行きを止めようとするフェベの悲劇を、ファン・ヴァンロイ、ジャンス、ファン・メヘレン、クリストヤニスらフランス歌劇界を代表する重要歌手たちが聴き応え抜群の歌唱で演じます。
 ハンガリーに拠点を置き、バロック作品蘇演のクオリティでフランスでも高い評価を受けるヴァシェジ(ヴァシュヘージ)&オルフェオ・オーケストラも全編にわたり絶好調。要所ごと迫真の歌唱を聴かせるパーセル合唱団と共に、ルイ15世時代のフランスの聴衆を驚かせたラモーの至芸の真相に迫ります。通奏低音のみの箇所でチェロにコントラバスを重ねたり、舞踏の場面でクラヴサンを活用するなど、演奏経験と資料研究に基づくヴァシュヘージの対処も興味深いところ。欧州最前線のラモー解釈の充実を伝える新録音です。(輸入元情報)


【収録情報】
● ラモー:歌劇『カストールとポリュックス』全曲(1737年初演版)

 ユディト・ファン・ヴァンロイ
(ソプラノ/テライル)
 ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ/フェベ)
 レイナウト・ファン・メヘレン(テノール/カストール)
 タシス・クリストヤニス(バリトン/ポリュックス)
 オリヴィア・ドレ(ソプラノ/ミネルヴ、星座)
 ハスナア・ベナニ(ソプラノ/ヴェニュス、エベの侍女、幸福な霊1)
 ジャンヌ・アムザル(ソプラノ/アモール、天の快楽、幸福な霊2)
 ダヴィド・ヴィチャク(バリトン/マルス、競技選手2、ジュピテール)
 アッティラ・ヴァルガ=トート(テノール/競技選手1、ジュピテールの神官長)
 パーセル合唱団
 オルフェオ管弦楽団
(古楽器使用)
 ジェルジ・ヴァシェジ(指揮)

 録音時期:2023年2月27日〜3月2日
 録音場所:ブダペスト芸術宮殿、ベラ・バルトーク国立コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)


Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
多様な音楽が多彩に繰り広げられ、間然する...

投稿日:2025/09/04 (木)

多様な音楽が多彩に繰り広げられ、間然するところがない演奏である。歌唱、オーケストラともに良く響いており、この作品を十分に堪能できる。やはり作曲者の代表作であると感じた。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

0

Recommend Items