ラビンドラナート・タゴール

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少年時代

ラビンドラナート・タゴール

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784839603328
ISBN 10 : 4839603324
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ラビンドラナート・タゴール(ロビンドロナト・タクル、1861〜1941)はインドとバングラデシュの国民詩人。近代ベンガル語の韻文・散文を確立、詩・小説・劇・評論・旅行記・書簡などあらゆる分野に傑作を残した。両国の国歌を含む3000曲あまりの歌曲の作詞作曲者、優れた画家としても知られる。1913年、詩集『ギーターンジャリ』(英語版)によって、ヨーロッパ人以外で最初のノーベル文学賞受賞者となった。岡倉天心・横山大観等と交流があり、日本にも5度訪れている。自然の下での全人教育を目指して彼がシャンティニケトンに設立した学び舎は、現在、国立ビッショ=バロティ大学(タゴール国際大学)に発展している。

【著者紹介】
ラビンドラナート・タゴール : インドとバングラデシュの国民詩人。近代ベンガル語の韻文・散文を確立、詩・小説・劇・評論・旅行記・書簡など、あらゆる分野に傑作を残した。両国の国歌を含む3000曲あまりの歌曲(ロビンドロ・ションギト)の作詞作曲者、優れた画家としても知られる。1913年、詩集『ギーターンジャリ』(英語版)によって、ヨーロッパ人以外で最初のノーベル文学賞受賞者となった。岡倉天心・横山大観等と交流があり、日本にも5度訪れている。自然の下での全人教育を目指して、彼がシャンティニケトンに設立した学び舎は、現在、国立ビッショ=バロティ大学(タゴール国際大学)に発展している

大西正幸 : 東京大学文学部(英語英米文学科)卒。オーストラリア国立大学にてPhD(言語学)取得。専門は、北東インド・沖縄・ブーゲンビル(パプアニューギニア)の危機言語の記述・記録とベンガルの近現代文学・口承文化。1976〜80年、インド(カルカッタとシャンティニケトン)で、ベンガル文学・口承文化、インド音楽を学ぶ。その後も、ベンガル文学の翻訳・口承文化の記録に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たま

    タゴールの少年時代の思い出。訳者による詳しい解説が付され、面白かった。15世紀に遡るバラモン名家であるタゴール家がなぜ17世紀末にカルカッタに移住したか、いかにして東インド会社の隆盛と共に財を築いたか。祖父、父、兄たちの事業と思想。高い教育を受け、幅広い活動をする彼らとは全く異なる妻たち(母は8歳で嫁ぎ16人子どもを産んだ)の狭い世界。タゴールは明治維新の頃の生まれ、ベンガル語の芝居、歌謡、詩の伝統に育ちつつ英語の教育も受ける。義太夫や仕舞に興じる江戸末〜明治初期の文人を思い浮かべつつ読み、興趣尽きない。

  • ケロリーヌ@ベルばら同盟

    ノーベル文学賞を、ヨーロッパ人以外で初めて受賞した、インドとバングラデシュの国民的詩人タゴールが、その最晩年に書いた回顧録。それは、大人の眼には、太陽系の最も遠い惑星のような、どんな望遠鏡を以てしても目にする事が出来ない幼児の姿。子どもの心で紡ぐせせらぎと囀り。それを取り囲む枝々とともに、その姿を現している木についた果実。豊かな詩藻の源泉と、それを育んだ土壌である一族の歴史。近代化に揺れるインドに育つ少年の内面的成長が、美しい言葉と静かな筆致で綴られる。

  • relaxopenenjoy

    本編は子供時代の回想エッセイみたいで、純粋なキラキラした思い出や、後年のタゴールを形作る基盤となった環境などが理解できる。よかった。解説もちょっとした分量だけど読み応えあった。兄弟の多さにびっくり、あとベンガルの名前が馴染みがなく、覚えづらいので家系図は助かる。祖先はバラモンで、お祖父ちゃんは商才に長け、お父さんは宗教系で活躍。

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