ラザール、ミルコ(1965-)

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CD

チェンバロとヴァイオリンのための作品集 北谷直樹、杉田せつ子

ラザール、ミルコ(1965-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NIKU9021
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


古楽器チェンバロとヴァイオリンが織りなす儚い夢のいびつな美
世界初録音 メイキングDVD付き
現代スロヴェニア随一の作曲家・ジャズミュージシャン、ミルコ・ラザール作品集


現代スロヴェニア随一の作曲家・ジャズミュージシャンであるミルコ・ラザールがチェンバリスト北谷直樹のために書き下ろした独奏曲、そして北谷とヴァイオリニスト杉田せつ子に献呈した組曲からの収録。世界的に活躍する北谷がそのほとばしる感性を遺憾なく発揮するエモーショナルな表現世界。新たなテーマを与えられた古楽器は耽美的な色合いを帯び、瑞々しく雄弁に語り始める・・・熟れた果実は匂いたち、やがて腐敗してゆく。(販売元情報)

【収録情報】
ミルコ・ラザール:

● チェンバロとオブリガート・ヴァイオリンのための『バレエ組曲』 (2014)
 1. Introduction (03:16)
 2. Concerto Part I (04:05)
 3. Obscure Dance (05:56)
 4. Sicilia (04:46)
 5. Concerto Part II (02:40)
 6. Love Story (03:31)

● 2段鍵盤チェンバロのための『4つの小品』より (2017)
 7. Lonely Dance (03:55)
 8. Lament (06:53)

● チェンバロとオブリガート・ヴァイオリンのための『マルガレーテ組曲』(ファウスト ザ・バレエより) (2017)
 9. Night Dance (06:24)
 10. Margaret's Chamber (05:31)
 11. Fateful Encounter (06:15)

 北谷直樹(チェンバロ)
 杉田せつ子(ヴァイオリン)

 録音時期:2018年6月9-13日
 録音場所: 茨城県、水戸奏楽堂
 録音方式:ステレオ(DSD Recoriding/せっしょん)
 メイキングDVD付き
【北谷直樹(チェンバロ) Naoki Kitaya, harpsichord】
北谷直樹は日本で生まれ、はや青年時代からヨーロッパの舞台で活躍している。ニコラウス・アーノンクール、ヨハン・ゾーンライトナー、アンドレアス・シュタイアーに師事。チューリヒ音楽大学で通奏低音の教鞭を執った後、現在はチューリヒを拠点にフリーの演奏家として幅広い活動を行っている。
 情感のこもった演奏の中に巧妙な技術を駆使し、色彩的表現に富んだ音色と非常に流麗で高い即興性を有しているとさまざまなメディアから絶賛を受ける。
 音楽監督、アンサンブルのリーダーとしても非凡な腕前をもち、ヨーロッパ各地にてバロックの器楽曲やオペラなどの演奏を行っており、近年ではエマ・カークビーをゲストに迎え、レオナルド・レオ「サルヴェ・レジーナ」などを演奏した。
 日本においては2011年、13年、16年とオーケストラ・アンサンブル金沢に招聘され、バロックのみならずフィリップ・グラスなどの現代曲まで幅広いプログラムを取り上げている。
 ドイツ・グラモフォン、ハルモニア・ムンディ・フランス、ソニー・クラシカル等、多くのレーベルからCDが多数リリースされているが、中でも、ソロ・アルバム「ルイ・クープラン」と「ヨハン・セバスティアン・バッハ」への評価は殊更高く、『クラシック・トゥデイ』『クラシックホイテ』にて10点満点の評価を得た。
 チェンバロ:17世紀フランドルの様式に基づく二段鍵盤チェンバロ 2017年 久保田 彰 設計・製作(販売元情報)

【杉田せつ子(ヴァイオリン) Setsuko Sugita, violin】
バロック時代、ストラディヴァリウスやグァルネリウスなど、名だたる名器の製作された往時に倣い、金属を使用しない羊腸(ガット)弦を自身のヴァイオリンに試みたところ、たちまちにしてその音色や感触の魅力に惹き込まれたことに端を発し、現在では自身のために製作されたバロック仕様のヴァイオリンと様々な時代様式の弓を使い分け、バロックから現代の作品までを演奏している。
 2008年、日本において古楽アンサンブル「チパンゴ・コンソート」を立ち上げ、エンリコ・オノフリとの共演を多く重ねている。公演の模様はテレビやラジオで放送され音楽誌上でも高い評価を得て大きな反響を巻き起こした。近年は国内外の音楽祭への出演、ディヴィーノ・ソスピーロ、イマジナリウム・アンサンブル、クロアチアン・バロック・アンサンブル、イル・ガルデリーノなど欧州の団体の公演や録音への参加、また世界的に活躍するチェンバリスト北谷直樹氏とのスイスでの共演も好評を得ている。東京藝術大学を卒業後、ウィーン国立音楽大学で研鑽を積み帰国、2010年まで茨城大学で講師を務めた。これまでにヴァイオリンを故井上武雄、田渕洋子、澤和樹、浦川宜也、フランツ・サモヒルの各氏に、バロック・ヴァイオリンをエンリコ・オノフリ氏に師事。日本室内楽コンクール入選、パルマドーロ国際音楽コンクール(伊)最高位受賞。
 ヴァイオリン:マルコ・ミノッツィ イタリア/ラヴェンナ 2014年製作
 弓: サンドリーヌ・ラファン フランス/パリ 2018年製作(販売元情報)

【ミルコ・ラザール(作曲) Milko Lazar, composer】
スロヴェニアの作曲家、ピアニスト、チェンバロ奏者、サックス奏者であるミルコ・ラザールは、現代音楽およびジャズの分野で活動している。オーストリアのグラーツ音楽院でクラシック・ピアノ、ジャズ・ピアノ、サックスを学び、チェンバロおよびバロック音楽をオランダのハーグ王立音楽院にて学んだ。幼少期より作曲を始めるが、時おり独学で学んだのみであった。ソロ・サックス奏者兼作曲者、指揮者として15年間にわたりRTVスロヴェニア・ビッグ・バンドで活動。また、シュトゥットガルト州立管弦楽団、アウグスブルク・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア・チューリヒといった海外オケのほかに、スロヴェニアの二大交響楽団であるスロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団とスロヴェニア放送交響楽団のために定期的に作品を書いている。また、ジャズ・ミュージシャンとしても活動しており、ハノーヴァー万国博覧会2000などの多くのジャズ・フェスティバルに参加。30のソロ・アルバムを含む50枚以上に及ぶLPレコードやCDを録音している。彼の作品は、管弦楽作品、オペラ、室内楽作品、ジャズ作品、コンテンポラリー・バレエ上演のための作品など多岐にわたり、多数の映画プロデューサー、劇場、ダンス・パフォーマーのためにも定期的に作品を書いている。2008年より世界的に知られるダンサー、振付師であるエドワルド・クルーグとともに定期的に協働しており、世界各地で16回にわたりバレエ作品を上演している。
 2005年にスロヴェニアにおける最も誉れ高い芸術賞である「プレシェルノヴ基金賞」を受賞し、2010年には、彼の管弦楽作品と室内楽作品がリュブリャナ市芸術賞「ジュパンチッチ賞」を受賞した。(販売元情報)

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