新しい音楽のドリーム・チーム
アンサンブル・シグナル
ライヒの記念碑的名作でハルモニアムンディ・デビュー!
「敏捷にして精確無比、そして情感豊か。ぜひ聴いて頂きたい」(スティーヴ・ライヒ)
ライヒの『18人の音楽家のための音楽』は1974年から76年にかけて作曲されました。この作品によって20世紀の音楽シーンの歩む道が大きく決定づけられたといっても過言ではない、ミニマル・ミュージックのもはや古典とも呼べる存在の記念碑的作品となっています。
アンサンブル・シグナルは2008年にデビュー、ニューヨークを本拠地としている団体。これまでに20作の新作の初演を手がけ、5つの録音をリリースしています。ニューヨーク・タイムズ紙にも「one of the most vital groups of its kind(この種の中でもっとも活発なグループのひとつ)」と絶賛されています。ハルモニアムンディでのデビューとなる当盤で彼らが選らんだのは、スティーヴ・ライヒの『18人の音楽家のための音楽』。グループの音楽監督であるブラッド・ラブマンは、現代音楽のスペシャリストで、アンサンブル・モデルンの『18人』の録音を指揮するなど、20年以上にわたってライヒとも仕事をしてきた人物。アンサンブルのメンバーのほとんどはライヒの作品が初演された頃にはまだ生まれていなかったという若い世代で、ライヒの音楽が物心ついた時にはそばにあった世代。ひとつのミニマル音型が次第に増幅され、また一つになる・・・といった一連の流れが実に自然で、トランス状態で聴き入ってしまいます。ライヒの記念碑的作品に、新しい名盤の登場となりました。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● ライヒ:18人の音楽家のための音楽
1. Pulses
2. Section
3. Section II
4. Section III A
5. Section III B
6. Section IV
7. Section V
8. Section VI
9. Section VII
10. Section VIII
11. Section IX
12. Section X
13. Section XI
14. Pulses
アンサンブル・シグナル
ブラッド・ラブマン(音楽監督)
録音時期:2011年3月9-12日
録音場所:ニューヨーク州トロイ、EMPACコンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)