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ISBN 10 : 4768703275
Content Description
第1部では、生態学におけるモデリングの背骨となるロトカ・ヴォルテラ方程式を取り上げる。第2部では、レプリケーター力学系や他のゲーム力学系を通して、非協力ゲームを導入する。第3部はゲーム力学系の大域的性質、特に、パーマネンスという概念を調べ、第4部は遺伝学に移り、特に、進化ゲーム理論の戦略を用いた解析法と選択、突然変異や組み換えの遺伝学的構造との関係を研究する。
目次 : 第1部 力学系とロトカ・ヴォルテラ方程式(ロジスティック成長/ 捕食者・被食者系に対するロトカ・ヴォルテラ方程式 ほか)/ 第2部 ゲームダイナミクスとレプリケーター方程式(進化的に安定な戦略/ レプリケーター力学系 ほか)/ 第3部 パーマネンスと安定性(触媒反応ハイパーサイクル/ パーマネンスの基準 ほか)/ 第4部 集団遺伝学とゲームダイナミクス(集団遺伝学における離散力学系/ 連続的な淘汰のダイナミクス ほか)
【著者紹介】
カール・シグムント : 1945年生まれ。ウィーン大学卒業後、マンチェスター、パリ、エルサレム、ゲッティンゲン大学を経て、1974年以来ウィーン大学数学科の教授。主な研究分野はエルゴード理論、力学系の理論と生物数学である
ジョセフ・ホッフバウアー : 1956年生まれ。1979年にウィーン大学においてPhD.(数学)を得る。1985年以来、ウィーン大学数学科講師、ノースウェスタン大学及びアルバータ大学の客員教授。主な研究分野は組み合わせ論、力学系の理論と生物数学である
竹内康博 : 1974年京都大学卒業。1979年同大学院工学研究科(数理工学専攻)修了。現在静岡大学工学部教授。工学博士。主要著書に『Global Dynamical Properties of Lotka−Volterra Systems』(World Scientific、1996)、『パワーアップ線形代数』(共著、共立出版株式会社、1997)
佐藤一憲 : 1988年筑波大学卒業。1993年九州大学大学院理学研究科(生物学専攻)修了。現在静岡大学工学部助教授。理学博士。主要著書に『理工系の微分・積分』(共著、学術図書出版社、1998)
宮崎倫子 : 1988年大阪府立大学卒業。1990年同大学院工学研究科(数理工学専攻)修了。現在静岡大学工学部助教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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葉
読了日:2014/09/28
PapaShinya
読了日:2023/12/30
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