Books

偶然仕掛け人

ヨアブ・ブルーム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087734973
ISBN 10 : 4087734978
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あなたの“偶然”、ホンモノですか?
奇跡を操る者たちの、愛と友情、人生哲学を描きだす

指令に基づき、偶然の出来事が自然に引き起こされるよう暗躍する秘密の存在−−それが「偶然仕掛け人」。
新米偶然仕掛け人のガイは、同期生のエミリー、エリックと共に日々業務をこなしていた。しかし、ある日何とも困惑する指令が届く……。
もしもあの時の出会いが偶然じゃなかったら? もしも誰かが自分の人生を操っていたとしたら? そんな“もしも”を物語にした、人口870万人のイスラエルで4万部を飛ばした大ヒット作品。

「ぼくは運命と自由意志の問題に魅了されているんだ」−−著者
「カルヴィーノやフィリップ・K・ディックを思わせる」−−ジョナサン・キャロル(作家)

【著者略歴】
ヨアブ・ブルーム Yoav Blum
作家、ソフトウェア開発者。デビュー作である本書「 THE COINSIDENCE MAKERS 」は人口およそ870万人のイスラエルで4万部のベストセラーとなり、16ヵ国で版権が取得された。現在は妻、娘とともにイスラエルに暮らしている。(小説でもソースコードでも)何も書いていないときは、「大きくなったら何をしよう」と想像をふくらませている。

【訳者略歴】
高里 ひろ(たかさと・ひろ)
英米文学翻訳家。上智大学卒業。ジェイムズ・トンプソン『極夜 カーモス』『凍氷』『白の迷路』『血の極点』(集英社文庫)、スティーヴ・ロビンソン『或る家の秘密』(ハーパーBOOKS)、シェイン・クーン『インターンズ・ハンドブック』(扶桑社ミステリー)ほか多数。


【著者紹介】
ヨアブ・ブルーム : 作家、ソフトウェア開発者。『偶然仕掛け人』が作家デビュー作

高里ひろ : 英米文学翻訳家。上智大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    イスラエル発の世界的ベストセラーということで読みました。3年前に読んだ七尾 与史の『偶然屋』と似たテーマですが、SF・純文学的な要素が強い印象です。本書は2015年作なので七尾 与史が影響を受けたのかも知れません。イスラエルの伊坂 幸太郎的な雰囲気もあります。

  • 星落秋風五丈原

     例えば、あなたと彼OR彼女の出会いが、街で偶然、落とし物を拾ったことだったりする。まさに運命だ!そう思い込んで恋に落ちたり結婚するカップルは、ドラマや映画で星の数ほど見てきた。その偶然が仕掛けられたものだとしたら?この世には“偶然仕掛け人”がいて、人々の運命を左右しているという設定で物語が展開。見た目は普通の人と変わらないそうなので、仕掛け人への恋愛アプローチをしてくる人もいそうだが、同じ人生を歩めないので断るしかない。仕掛け人を辞めることは死に繋がり、転生してきた時には過去の記憶は一切ない状態である。

  • 不思議なお話し。世の中で起こる偶然は偶然仕掛人によるというエンタメのようであり、啓発や哲学的な雰囲気も。時間はかかったけど楽しく読めました

  • あさうみ

    偶然を生み出す"偶然仕掛け人"の話!?確かにSFぽくもあるしファンタジーでもあり、ラブストーリーでもある。いろんな分野の味が楽しめる、が多くの要素を取り入れたので“広く浅く”なった気もする。複数の伏線が交差するのは楽しいが、少し緩めか。読み終わった後に表紙がほっこりと楽しい。

  • はやしま

    落とし所が見えずどんな物語になるのか不思議だったが、傍らでいることを描くと思いきやまさかの展開と結末にホッコリして読了。自分に起こっている出来事ももしかしてと考える。PKDに準えられているけど、私の印象はちょっと軽妙で前向きなカズオ・イシグロ。一つのジャンルに収まらない、あえて言えばスペキュラティブ(思弁的)・フィクション(pp.338-339訳者あとがきより)だそう。SFもファンタジーもスリラーも苦手な私でも楽しんで読むことができたので、このジャンルは合っているかも。でも「偶然仕掛け"人"」?

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items