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Transit(トランジット)50号 日本の青をめぐる冒険 講談社mook

euphoria factory

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065219201
ISBN 10 : 4065219205
Format
Books
Release Date
December/2020
Japan

Content Description

世界のどこから見上げても青い空、地球の表面積の7割を占める紺碧の海、深い森をつくる蒼い木々......。青いものに覆われたこの地球に住む私たちにとって、青は特別な色かもしれません。それは日本においても同じ。島国で海に囲まれ、かつ国土の3分の2が森林であるこの国では、人びとははるか昔から青の世界に食糧や住居など、生活の糧を見出してきました。また民衆の文化が華やいだ江戸時代には、藍染めの着物や暖簾、染付の器など、美しい青の道具が暮らしの中に溢れていました。「青春」に代表されるように、若さや未熟さを表す言葉に青の文字が用いられるのは、日本ならではかもしれません。日本における青色ってなんだろう。色とりどりの青色を探しに日本をめぐった1冊です。


●特集記事
東京空色採集
【小野田陽一=写真 最果タヒ=詩】
ケラマンチュの青い春/沖縄・慶良間諸島
【小島 脩=写真 山若マサヤ=文】
水色の国に暮らせば/熊本・熊本市、南阿蘇村、南小国町、三角町、人吉市 他
【竹之内祐幸=写真 津賀真希(TRANSIT)=文】
働くものが見つめる紺碧/宮城・気仙沼市、岩手・遠野市
【福岡秀敏=写真 福田香波(TRANSIT)=文】
蒼に宿る神/和歌山・熊野古道
【ニコ・ベレズ=写真 菅原信子(TRANSIT)=文】
明日に藍の種をまく/徳島・徳島市、上板町、美馬市
【佐々木知子=写真 池尾 優=文】
前略、青の大地から/北海道・美瑛町、東川町、士別市、稚内市、利尻島 他
【濱田英明=写真 山口優希(TRANSIT)=文】
NIPPONの国立公園
自然と人の永久を想う/三重・伊勢志摩国立公園
【阿部裕介=写真 林紗代香(TRANSIT)=文】

●特集企画
NIPPON青考
あおのなりたち/イメージの青/青キャラクター分析!/ブルーとジェンダーの不思議な関係/日本映画を覆う青/青い歌「ブルース」の系譜/世界の青図鑑/信仰世界の青
青色百景
川・湖/海・洞窟/建築/温泉/生き物/水族館 器/藍染/ジーンズ/青物野菜・青魚

●そのほかの記事
青のメカニズム
日本の「青」ができるまで
浮世絵とジャパン・ブルー
東山魁夷と青の世界

●人物
ブレケル・オスカル
足立和也
小林モー子

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • プル

    今回、日本の青がテーマで取り上げられている。このどこにも行きにくい時期に、よく冊子を仕上げているなと、その努力に感嘆するのである。私が旅行先で見た好きな青は、海や空、温泉や湖、建物、その地で富豪と言われる一族の財宝の一部の青、作品の中で使われる青、いずれにせよ、天然に生まれた青である事が多いと、思わされる。でもね、これらの青って、太陽や光がないと映えないんだな。青色の幅広さ、色の名称、日本人は言葉を多く持つものだと改めて関心してしまう。

  • きまたよ

    TRANSITって、海外旅行行くときの参考かなって思っていた。過去に購入したのもインド出張前だったし。50号では日本の青に焦点を当てている。空の青、海の青、植物の青、日本にはたくさんの青がある。今年はドラゴンズブルーにも頑張ってほしいと思うのだ。

  • まんたろう

    旅をテーマにしたカルチャーマガジン。 コロナ禍で海外取材に行けない中、数号は現地ライターの記事やエリアを跨いだ特集で誌面を作っていたが、今号から国内に目を向けた企画に。 国内は方々行った気になっていたけど出張がメインで、まだまだ見たことないものがたくさんあるなと思いました。 と同時に先輩の配偶者が記事に出ていて世間の狭さも実感。 特集としてはやはり身近じゃないものに惹かれるのか、熊本のものがよかった。

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