ユリイカ 2012年12月号臨時増刊 総特集 永野護 『ファイブスター物語』の普遍、『花の詩女 ゴティックメード』の衝撃

ユリイカ編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791702466
ISBN 10 : 4791702468
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:

内容詳細

【ロング・インタビュー】
まだまだスゴいのは見せてないよ 「踏み外す」ことからすべては始まる / 永野護 聞き手=飯田一史


【「マモルマニア」へ至る道】
神はデザインする 永野護をめぐるトラフィクス / 武井宏之×西島大介×梅沢和木


【トリビュート・イラストギャラリー】
永野護の旗の下に / 安彦良和/TOKIYA/前田浩孝/しまどりる/佳嶋/mot/空木朔子


【永野護へのオード】
『ファイブスター物語』という謎 / 穂村弘
AMX‐004 キュベレイ / 古野まほろ
震 電 / 渡辺玄英


【『GTM』見参!】
荒地の歌 『花の詩女 ゴティックメード』論 / 藤田直哉


【七七七七年の愉楽】
生きている神話をどう読むか / 新城カズマ×伊藤盡
傀儡は宙を跳ね回る / 佐藤俊樹
人形はどうして動いてしまうのか / 中田健太郎
年表を生きる者 永野護は何を表現しているのか? / さやわか


【『FSS』解析事始め】
絵画的マンガ論のほうへ 『FSS』とキャラを描く快楽 / 伊藤剛×中田健太郎
Schwingungen ブランドとしての永野護『ファイブスター物語』小論 / 飯田一史
構築される「歴史」とフィクション 『ファイブスター物語』を中心に / 玉井建也
神話と伝説のあいだ 古典文学の現代的パラフレーズとしての『ファイブスター物語』 / 木村朗子
神はいないが、花を着る / 西川アサキ
永野護と奇想のエンターテインメント / 蔓葉信博


【エフェメラルに、エターナルに】
肩、袖、腰…ラインが語り出す物語 / 蘆田裕史×小野原誠
『ファイブスター物語』の服飾世界 服飾的異教習合とポストヒューマニズム / 樋口ヒロユキ


【女たちの永野ワールド】
『FSS』はこの男に萌えろ! 女子たちのための『FSS』(再)入門 / 金田淳子×岡田育


【永野護とアニメ】
星団歴2988年、西暦2015年、昭和20年 悔恨の記号としての「年号」 / 宮昌太朗
ファティマの瞳は何色なのか / 高瀬司


【永野後の世界】
星団史を改竄する想像力 二次創作の時代から読む『FSS』 / さやわか×村上裕一
アーカイブと戦争の日本的性格 『ファイブスター物語』と戦後日本サブカルチャー史 / 福嶋亮大
永野護の視点 / 小田切博
ライトノベルに息づく『F.S.S.』の遺伝子 / 山中智省


【資料】
永野護/FSS/GTM年表 / 飯田一史

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • Die-Go さん

    『ファイブスターストーリーズ』の永野護が監督した映画『花の詩女 ゴティックメード』の公開に合わせての特集。読みごたえあり。公開から8年が経とうとしているにも関わらず、古さを感じさせないのはさすが。★★★★☆

  • 河瀬瑞穂@トマト教司祭枢機卿@MMM団団長 さん

    お布施お布施(笑)永野信者の、永野信者による、永野信者のための一冊。信者以外は読む価値まったくなし(笑)だが、それがいい、それでいい。

  • 明智紫苑 さん

    日本社会では、永野さんみたいに我の強い人は一種の「性格ブス」扱いされてしまうけど(アマゾンレビューでもそのような批判がある)、無能な人格者には永野さんのようなすごい作品を作れないだろう。執筆者の方々の中に、私と同じく「ジョーカー人の正体は地球人の末裔」と推測している人がいるけど、実際はどうなのだろうか? 地球と同じ度量衡を使っているのが私の推測の理由だけど、「宗教が一切ない世界観」と同じく単なる合理化かもしれない。

  • 東雲 さん

    8割りがた読んだ。FSSって本編以外にも大量にデザイン集?が出てるから、そういうのを買うとキリがないのであくまで本編一筋で読んできたんだが、やっぱり女子としてはファティマスーツのデザインを見ているだけでも飽きないのよね。ホントはお金と場所さえあればイラスト集も欲しいの。今回のユリイカはゴティックメード記念だから購入。BL談義ではアマテラス救出の地上戦がイマイチわからないとあったけど、アソコが一番おもしろかったのになー。作者の戦闘機マニアっぷりがいかんなく発揮されてて。早くリブートを集めなくては。

  • 山像 さん

    永野護ロングインタビューから始まり(相変わらず強烈な人格!)、Gothicmadeのテーマ解題に、音楽・ミステリ・神話・歴史学・服飾文化・マーケティング等の様々な切り口からFSSが分析されている。所々「いやそれはねーよ」と言いたくなる無茶苦茶な論考を繰り広げる論客もいて(腐女子対談とか)苛つく記事は本当に苛つくが、総じて満足度は高め。やはり誰しも、この凄まじく傲慢でそして並び立つ者のいない独創性と才能に満ち溢れた“神”が紡ぐ物語が好きで仕方ないんだろうな…。 連載再開を期待する気持ちも新たにし、待機。

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