ヤーン・エクストレム

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ウナギの罠 扶桑社ミステリー

ヤーン・エクストレム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594094065
ISBN 10 : 4594094066
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ウナギ取りの罠小屋の不可能殺人!

「スウェーデンのディクスン・カー」、幻の名作



1960年代のスウェーデンに、こんな不可解な密室殺人が眠っていたとは‥‥。

ウナギのように「つかみどころ」がなく、解決不可能に見える奇怪な現場の状況。
ディクスン・カーも青ざめるほどの「つなわたり」のトリックに?然、そして呆然。
――折原一氏(作家)




「スウェーデンのディクスン・カー」と称された、ヤーン・エクストレムによる不可能犯罪の名品!

ウナギ漁のための小部屋のような仕掛け罠のなかで、地元の大地主の死体が発見された。

入り口には外から錠がかけられ、鍵は被害者のポケットに――

そう、完璧な密室殺人だったのだ。

さらに、遺体には一匹のウナギがからみついていた! 

被害者をめぐる複雑な人間関係、深まる謎また謎‥‥

かつて、本作を初めて日本に伝え、ファンを騒然とさせた、ミステリー研究家・松坂健氏の紹介文を付す。

【著者紹介】
ヤーン・エクストレム : 1923‐2013。スウェーデン中部ファールン生。広告業界で活躍する一方、1961年に作家としてデビュー。国内のミステリー賞を受賞する他、作品は映画化もされた。ミステリー作家団体の活動にも尽力した

瑞木さやこ : 大阪外国語大学デンマーク・スウェーデン語学科卒。ウプサラ大学スウェーデン語課程修了。フリーランスでスウェーデン語・デンマーク語の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • yukaring

    「スウェーデンのディクスン・カー」との異名を持つ筆者による、まるで"ウナギ"のようにつかみどころのない密室ミステリ。謎は至ってシンプル。ウナギ漁の仕掛け罠の中で地主の死体が発見される。入口は施錠され鍵は地主のポケットの中。そして鍵は1本しかないことが判明。誰がどうやって死体を罠の中に入れ鍵をかけたのか?死んだ地主は性格が悪いうえに女グセも悪く近隣住民の恨みを一手に背負っているような問題人物。誰が殺してもおかしくないのだが…。有り余る動機と不可能犯罪、そして深まるばかりの謎。一風変わったミステリを楽しめた。

  • 雪紫

    その川に建てられた小部屋はウナギ取りの罠。殺される動機たくさんな地主がそこで死んでたが次第に密室殺人としか思えない状況になり始めて・・・。罠こんなにでかいの!?「有閑倶楽部」にスウェーデンは出てもウナギはなかったなぁ。と思いつつ、容疑者達のギスギス?あれで仲良くしてる方?という距離の近さでキャラがわかりやすく、じっくり表現してる。密室はここの感想見て「あれ」を密室に使うのかと思ったものの・・・なかなかに独創的かつ、仕掛けた理由もしっかりだけど予想以上にエグかったわ。地主以外被害者出なくて良かった・・・。

  • M H

    私には登場人物表を(なるべく)読まないというゆるゆるなポリシーがある。それを断腸の思いで(大げさ)放棄したのが本書。ウナギの罠の中で嫌われ者の地主が殺される密室トリックを表看板に、人間関係は複雑で人数も多い。嘘や隠しごともあるし、油断ならないのだ。みんなに動機があるって言うは易くて難しいことだろう。密室のトリックは計画の実現性その他がよくわからなかったが、最後まで面白かった。長年眠っていた作品とは驚き。

  • Shun

    海外篇”このミス”で知ることとなったスウェーデンの古典ミステリ。書かれた年代の旧さが気にならない密室ものの殺人トリック、というのも殺害された被害者が発見されたのがタイトルにもなっているウナギ漁で使われる檻という珍しい装置であるからかもしれない。あまり馴染みのない物体であるのもそのはず、同じウナギを食する文化の日本では見られない漁法だからだろう。果たしてこのウナギの罠でどのように密室殺人が行われたのか、道中の伏線も含めて伝統的な密室ミステリを読む愉しさを感じられる作品でした。

  • ケイジ

    ウナギ捕獲の為の大きな罠の中で地主の死体が見つかる。どうやって罠の中に置いたのか?施錠した方法は?密室ミステリーを堪能しました。図解されていますがウナギ罠の仕組みがいまいちよくわからないのがちょっと残念。

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