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くまの皮をきた男

ヤーコプ・グリム

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772102070
ISBN 10 : 4772102078
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

スイスの代表的な画家ホフマンは、『おおかみと七ひきのこやぎ』など、美しいグリムの昔話絵本を残しています。それらは、もともと自分の子や孫に愛情をこめて贈った手描きの絵本で、のちにホフマン自身が石版画に起こし、出版したものです。この『くまの皮をきた男』は遺作となり、手描きの絵本を原稿にしてスイスで刊行されました。その手描きの絵本を今回、新たに製版し、日本の子どもたちに届けます。

【著者紹介】
フェリクス・ホフマン : 1911‐1975。スイスに生まれる。ドイツでイラストレーション、木版画、石版画、銅版画などを学び、のちに故郷のアーラウに戻って、イラストレーションや挿絵、版画の仕事に携わる。その傍ら、教会や市庁舎、学校に美しいステンドグラスや壁画の作品を数多く残し、それらは今でも故郷の人々に親しまれている

佐々梨代子 : 1927年生まれ。1960年から石井桃子氏主宰のかつら文庫に勤務の後、東京子ども図書館の設立に関わり、長く常務理事を務めた。同館理事長に松岡享子氏らと共に、おはなしを覚えて語る“ストーリーテリング”の先駆者として、自ら子どもたちに語りつづけると共に、各地で講師として、語り手の養成にも携わる

野村〓 : 1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授。口承文芸や児童文学を含めた、広い意味のドイツ文学が研究の対象(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こどもふみちゃん 

    ほう〜〜〜。グリムの昔話だな〜と感心。読了後、『面白かったね〜(^O^)』息子達。なかなか読みごたえのある本で、5・6・7・8・9歳向けくらいかな。読み聞かせ5〜10分。結構お勧め。

  • 紅花

    ちょっと展開として分かりにくい、理解出来ない部分もあった。だけど、悪魔との約束やくまっ皮の身なりなど、子供たちには面白い世界だったみたい。また、3姉妹の振る舞いに、昔話によくある「見かけにとらわれない、心を大切にする」と言うことを感じて子供たちは楽しめた様子。やや長め、言葉も難しめなので、小学校中学年以上。

  • ume 改め saryo

    うーむ。。。グリムは何を伝えたかったのだろう???  7年もくまの毛皮を着て、風呂も入れず、髪も切れないなんて絶対無理だな(笑) 3日でねを上げますね(笑)(^0^)

  • ナハチガル

    ホフマンは外れがないなあ。タッチの分かるライン、ささっと筆を走らせたような色使いのイラストがすばらしい。クライマックスの正体の明かし方がいかしてます。つけたしのような最後の一コマも、予定調和に終わらない、「作品」や「商品」ではなく「昔話」らしくて、味があります。満点。A++。

  • ヒラP@ehon.gohon

    「くまの皮をきた男」はお気に入りのお話だったのですが、ホフマンさんの絵で本当に素晴らしい作品になりました。 7年間体を洗わず、熊の皮を着たままで生活することを約束した兵隊の心、出会う人たち蔑み、悪魔とは思えない悪魔が、荒いタッチで描かれた絵の中に透けて見えます。 デッサンのような絵の線は、人の心の輪郭まで描いているようです。 親の恩義のために、誰もが嫌がる熊皮の男と結婚することを約束した末娘の心はよくわかりませんが、どんでん返しのハッピーエンド。 男の変身をどのように受け入れたのでしょうか。

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