Books

扉の向う側

Mari Yamazaki

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784838732531
ISBN 10 : 4838732538
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

自分に見えてる世界なんてほんのちっぽけ。地球の片隅で凛と生きる人たち―「ku:nel」人気連載エッセイオールカラー画で書籍化。

目次 : カメオとフィレンツェ/ イタリア人のおしゃれ意識/ 乗り物の中での出会い/ アルノの川辺裏のキリギリス/ ウサギの煮込みとウプパの日々/ 太ったマリア/ リスボンの隣人/ わが美しき街、ナポリ/ 恋愛は生きる力なり/ 息子の友達/ バス停の女性/ 祖母の秘密 母の恋/ アントニアとマリア/ ブラジル移民/ てっちゃんの筆入れ/ スティーブンとメラニー/ アントニオの砦/ 白いヴィオラ/ ドラギニョンのポール叔父さん/ ドロシーの引っ越し/ ムハンマドさんとデルス/ アレブシとリー/ ハルさんの葉書/ パドヴァの椎貨屋/ 象の灰皿/ シチリアー家/ リスボンの学校と穴のあいた靴下

【著者紹介】
ヤマザキマリ : 1967年、東京都生まれ。漫画家、文筆家、東京造形大学客員教授。幼少期を北海道で過ごし、84年、17歳でイタリアに渡る。フィレンツェの国立アカデミア美術学院で油絵と美術史を専攻。2015年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。17年、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。著書に『テルマエ・ロマエ』(第3回マンガ大賞・第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞)、『ヴィオラ母さん』『スティーブ・ジョブズ』『プリニウス』(とり・みきとの共作)など多数。エジプト、シリア、ポる戸軽、米国を経て現在はイタリアと日本に拠点を置く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    ヤマザキ マリは、新作(但し、漫画以外)をコンスタントに読んでいる作家です。コスモポリタンな著者ならではのワールドワイドな燻し銀のエッセイ、本職だけあって装画&挿画も素敵でした。著者が築450年の家に住んでいるとは思いませんでした(驚) https://magazineworld.jp/books/paper/3253/

  • mukimi

    自由な精神と豊かな知性で世界各国を渡り歩く筆者。何冊目かは分からないが筆者の本はいつも読みやすく、その波瀾万丈人生は広い視野を与えてくれる。本書は雑誌の連載をまとめたもので、筆者が世界各地で出会った人々の生活の切り抜き集。ここに描かれる人生は筆者の視点を経たものであり多面的な人生のごく一面なのかもしれない。でも「完全な偶然で出会う他人もまた、見知らぬ土地への旅と同じく、自分の人生観や生き方を変えるかもしれない要素を持った未知の壮大な世界そのものなのだ。」という視点を持ってあらゆる事象と交わりたいものだ。

  • けんとまん1007

    こんな風に、これまでの出会いを語れるといいなあ〜。そうありたいものだなあ〜と切に思う。一つの出会いが、時間が経って、今の自分の一部になっているということを感じる。こんなに素晴らしいことはないと思う。

  • nico🐬波待ち中

    幼い頃からの異文化交流にただただ圧倒されたエッセイ。14歳での一ヶ月も掛けたドイツ・フランスへの一人旅。そこで次々と結ぶ不思議な縁。偶然の出逢いも必然的なものにしてしまうヤマザキさんのパワーに圧倒された。日本は自分の故郷でありながら、「帰り」という言葉の指す先にあるのは日本ではない、というヤマザキさん。そんなヤマザキさんの世界に向けたどこまでも冷静な視線に、ヤマザキさんと年齢も近いというのにまだまだ狭い箱の中でジタバタもがく自分を歯がゆく思う。ヤマザキさんのクールな挿し絵がとても素敵だった。

  • キムチ27@シンプル

    総身骨髄迄ファンになった筆者のエッセー集〇作目。一気読みの面白さ。挿入されるモノクロやカラーのデッサンにも💛コピーして部屋に飾りたい位。扉を開いた向こうに多種多彩の土地、人物、立ち位置等が垣間見える。「リスボンの隣人」「マッちゃんの筆入れ」「象の灰皿」「ハルさんの葉書」装丁である「アレッシオとリー」が事に琴線を揺さぶった。あたかも短編映画を見いる如き。亡き母や義理の舅姑、大叔父と触れた時間への巻き戻しは過去の地球民が幾度も繰り広げてきたドラマの一コマ・・それは筆者がパドヴァで暮らす館が体現しているかの様

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items