ヤナーチェク(1854-1928)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

『利口な女狐の物語』全曲 サイモン・ラトル&ロンドン交響楽団、ルーシー・クロウ、ジェラルド・フィンリー、他(2019 ステレオ)、シンフォニエッタ(2018)(2SACD)

ヤナーチェク(1854-1928)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LSO0850
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ラトル&LSO最新盤
ラトル入魂の『利口な女狐の物語』、LSOの底力発揮の大迫力『シンフォニエッタ』!


ラトル&LSO最新盤は、LSOの本領発揮ともいえる迫力に満ちたヤナーチェクの『利口な女狐の物語』と『シンフォニエッタ』。
 『利口な女狐の物語』はラトルにとって特別な作品。「私がオペラ指揮者になろうと思ったきっかけの作品であり、今でも他のどの作品よりも簡単に涙が出てくる作品の1つ」と語ります。この録音は、ピーター・セラーズの演出によるセミ・ステージ形式上演のライヴですが、選び抜かれたキャストたち、そしてラトルの思い入れを十二分にくみ取って反応しているLSOの面々による見事な化学反応が炸裂している演奏となっております。ビストロウシュカにはイギリスで絶大な人気を誇るルーシー・クロウ、そして森番にはカナダ出身で英国で声楽を学んだジェラルド・フィンリー(ハイティンク指揮LSOの第九などでも共演)、そして森番の妻は、イサンゴ・アンサンブル(南アフリカ)で作・編曲家としても活躍するポーリン・マレファネと世界で活躍する多彩な歌手たちが集い、人生のめぐりあいやサイクルをセンチメンタルに描いた作品世界が見事に描かれています。
 そして『シンフォニエッタ』はLSOの底力が遺憾なく発揮された秀演。終楽章で冒頭のファンファーレが回帰し盛り上がっていく様は見事。それぞれの管楽器パートの力強さ、そしてLSOの持ち味であるブラスの絶妙なブレンド具合がこれ以上ないかたちで爆発しています。残念ながら2020年の同コンビの来日は中止となってしまいましたが、ラトルとLSOの抜群の信頼関係だからこそ実現可能なエネルギーに満ちた演奏を、ぜひご体験ください!(輸入元情報)

【収録情報】
● ヤナーチェク:歌劇『利口な女狐の物語』全曲


 ビストロウシュカ:ルーシー・クロウ(ソプラノ)
 森番:ジェラルド・フィンリー(バリトン)
 森番の妻:ポーリーン・マレファネ(ソプラノ)
 校長:ピーター・ホアー(テノール)
 司祭:ヤン・マルティニク(バス)
 ハラシュタ:ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス)
 パーセク:ヨナ・ハルトン(テノール)
 パーセクの妻:アンナ・ラプコフスカヤ(メゾ・ソプラノ)
 ペピーク:ポピー・デウィッド(子役)
 ペピークの友達フランティーク:インジ・ガリエット=ジャコビー(子役)
 子供の頃のビストロウシュカ:サオワーズ・エクセルビー(子役)
 ロンドン交響楽団合唱団(合唱指揮:サイモン・ハルシー)
 ロンドン交響楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2019年6月27,29日

● ヤナーチェク:シンフォニエッタ

 ロンドン交響楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2018年9月18,19日

 録音場所:ロンドン、バービカン・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ラトル久々の傑作。ラトルにとって2度目の...

投稿日:2020/12/08 (火)

ラトル久々の傑作。ラトルにとって2度目の録音であり、この公演の2年前にはベルリン・フィル定期でも同じピーター・セラーズのセミ・ステージ上演をしていた。再録音にあたり、ベルリンではなくロンドンをとったのはラトルとしてより寝かせて熟成させたかったのかもしれないが、やはりラトルの機動部隊にはLSOのほうがよかったのだろう。チェコ勢と比べるとラトルはオペラのポイントを強調し、わかりやすく面白く仕立てている。こうしたラトルの啓蒙主義はベルリン・フィルのプロフェッサーたちには不評だったが(は?今更なに教えとんねん、という空気が濃厚だった)、ロンドンでは「おらが国の大マエストロ」としてLSOも素晴らしい反応で演奏している。フィンリー以下キャストも好演。十分感動的な演奏だ。「シンフォニエッタ」はバービカンの酷い音響のせいでこじんまりした演奏に聴こえてしまう。かつてバービカンをLSOが専用ホールとして使うことが決まった時、他のオケは随分文句を言った。今はどこも言わない。LSOもここで演奏する限り一流オケとはみなされないだろう。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

1
★
★
★
★
☆
 「利口な女狐の物語」は、傑作中の傑作で...

投稿日:2020/11/25 (水)

 「利口な女狐の物語」は、傑作中の傑作であり、モーツァルトやワーグナー、ヴェルディの作品にも比肩する人類の至宝である。音楽が良くできているから、上演されれば必ずと言っていいほど、名演になるのではなかろうか。マッケラスの振るいつきたくなるくらい魅力的なCDが、代表盤であろう。ルチア・ポップのビストローシカが素敵だった。ノイマンのCDも良かった。サイトウ・キネン音楽祭における小澤征爾による上演も music bird で聴いたが、ややプッチーニ風のオペラ的な歌唱が目立つ演奏であったが、それでもこういうものもありかと面白く思った。ラトルのヤナーチェク、大いに期待したが、少々期待し過ぎたかも知れなぃ。もう少し輝かしい音を期待していた。悪くはないけど・・・。

ヤナハル さん | 鹿児島県 | 不明

0

ヤナーチェク(1854-1928)に関連するトピックス

オペラ に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト