基本情報
内容詳細
「ならば地獄へ行け!」と
熊が吠え、空は翳り、つむじ風がとどろき、
世界は大きく冬の側に傾く―――――
モーリス・センダック、正真正銘の遺作!
兄ジャックを亡くし、最愛の人も亡くし、
自身の死をも意識したセンダックが、
魂を昇華させ紡いだ美しいイメージ!
ジャックとガイ、兄弟の生と死が交錯する物語が、
鮮やかな色彩と言葉によって描かれる。
死去する4日前まで、病床で校正紙を何度も推敲し、
ようやくOKを出したとされる、センダック最期の一冊。
柴田元幸の名訳も必見!
【著者プロフィール】
モーリス・センダック(1928−2012)
絵本作家。アメリカ・ニューヨーク市ブルックリン生まれ。
スパイク・ジョーンズによって映画化もされ世界的に大ヒットした『かいじゅうたちのいるところ』をはじめとして、80冊を超える作品を発表した絵本界の巨人。
1952年『あなはほるもの おっこちるとこ』がニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書に選ばれたのを始め、1964年『かいじゅうたちのいるところ』でコールデコット賞、1970年国際アンデルセン賞画家賞、1982年『まどのそとのそのまたむこう』で第33回全米図書賞(児童文学部門)、1983年ローラ・インガルス・ワイルダー賞、1996年全米芸術勲章、2003年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞、など受賞・受章多数。
【訳者プロフィール】
柴田元幸(しばた もとゆき)
アメリカ文学研究者、翻訳家。
ポール・オースター、フィリップ・ロスなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。また文芸誌「MONKEY」編集人など多方面で活躍している。
著書に『生半可な学者』(講談社エッセイ賞受賞)、『アメリカン・ナルシス』(サントリー学芸賞受賞)、『死んでいるかしら』など。訳書トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞。
【著者紹介】
モーリス・センダック : 1928‐2012。絵本作家、舞台美術家。世界的大ヒット作『かいじゅうたちのいるところ』をはじめとして、著作多数。1964年、『かいじゅうたちのいるところ』でコルデコット賞受賞後、1970年に国際アンデルセン賞画家賞、1983年に全米図書館協会によるローラ・インガルス・ワイルダー賞、1996年にアメリカ芸術への貢献によって全米芸術勲章など、受賞多数。2003年にはスウェーデン政府が設立した児童文学作品に与えられる国際的なアストリッド・リンドグレーン記念文学賞の第1回受賞者となる
柴田元幸 : 1954‐。アメリカ文学研究者、翻訳家。著書に『生半可な學者』(講談社エッセイ賞受賞)、『アメリカン・ナルシス』(サントリー学芸賞受賞)など。訳書トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞。現代アメリカ文学を数多く翻訳。文芸誌「MONKEY」編集人など多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
syaori さん
読了日:2020/04/03
ぐうぐう さん
読了日:2017/11/28
とよぽん さん
読了日:2018/08/26
まりこ さん
読了日:2017/11/05
AKIKO-WILL さん
読了日:2019/12/15
(外部サイト)に移動します
文芸 に関連する商品情報
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |1日前
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
-
【最新】2024年本屋大賞受賞作品決定 全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」。2024年本屋大賞結果が4月10日(水)に発表されました!大賞作品は『成瀬は天下を取... |2024年04月10日 (水) 14:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・