モクチンメソッド 都市を変える木賃アパート改修戦略

モクチン企画

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784761526504
ISBN 10 : 4761526505
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
190p;22

内容詳細

目次 : 1 木賃アパートを通して見える社会(この社会がつくった建築、木賃アパート/ 木賃アパートというリスク、そして可能性/ モクチン採集に行こう!)/ 2 モクチンメソッド(アイディアを共有資源化する/ アイディアを育てるコミュニティ/ レシピのレシピ―アイディアがレシピ化されるフロー/ メディアとしてのモクチンレシピ/ 「実装」のためのチームのかたち/ アパート改修を社会投資へ/ モクチンレシピによる改修事例)/ 3 木賃アパートをアップグレードする(部屋単位の改修/ 外構の改修/ アパートまるまる一棟の改修/ 木造一戸建ての改修/ モクチンレシピ式発想法)/ 4 つながりを育むまちへ(住み続けられるまち―地域善隣事業/ まちのアクティビティと連動する場―kubomi/ まちに新しい動線をつくる―カマタ_クーチ)/ 5 モクチンメソッド射程:都市を編集する(つながりが生み出す都市の冗長性/ タイポロジーの生態系)

【著者紹介】
連勇太朗 : 1987年生まれ。現在、NPO法人モクチン企画代表理事、慶應義塾大学大学院特任助教、横浜国立大学大学院客員助教。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、2015年同大学大学院後期博士課程単位取得退学。2012年にモクチン企画を設立、代表理事に就任。Archi‐Commons(アーキ・コモンズ)という建築デザインを共有資源化するための方法論を考案し、研究と実践をしている

川瀬英嗣 : 1988年生まれ。現在、NPO法人モクチン企画副代表理事。2012年武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。2009年より木造賃貸アパート再生ワークショップ(現モクチン企画)に参加。デザイナー、宅地建物取引士、住宅診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • の さん

    木造賃貸アパート(モクチン)のリフォームアイデアを提供する建築ベンチャーの考えてきたこと/やってきたことの事例集。戦後の高度経済成長に伴って大量に建設された風呂なしトイレ共同アパートは、現在老朽化・耐震不足・再建築不可(未接道のため)などの困難な状況下に置かれている。モクチンメソッドとは、モクチン改修のためのレシピ集であり、オープンソースの汎用的なアイデアを用いることで、リフォームを推進させる。集合住宅も一つの社会であり、お隣さんと付き合う環境を整えるのも、建築に求められる役割なのではないだろうか。

  • MatsuNoHon さん

    木賃アパート(木造賃貸)は、戦後の市場の要請(焼け野原に大量の人口の流入)から、街作りの計画性もなく乱立されてきた。個人としての生活空間が閉じ込められている。それに加え、「社会の割れた窓」化し地域に対してマイナスな空気を生み出している。 そうした大量に存在する木賃アパートを、社会に対して開けた場とすることができれば、存在の転換ができるのではないかと活動している「モクチン企画」の本。 一軒一軒を丁寧に直すだけでは手が届かない。ある程度規格化して付加価値をつけることで、街に有効な場をたくさん作ることができる。

  • 林拓哉 さん

    これかなり良い動きだと感じた。 僕自身が興味を持っている建築の魅力というか、ポテンシャルをうまく使っている。そういう意味でかなりの勇気をもらえた。僕が目指したいところって間違ってないのかなと。 資本主義の過激化は止めようがないけれど、新しいものを否定するのではなくて取り入れつつ、資本主義を批判し、過去の資本主義から捨てられていったものを再興させる。 こういう動きは恐らく大切で、そういう点において、建築はかなりのポテンシャルを持っているのであろう。 買ってよかった。

  • TAKAMI さん

    まず現在の社会構造を考えた時に木賃アパートというものが、ポテンシャルはあるものの負の影響も及ぼしうる都市資源だと捉えて、自分が建築家として何を成し遂げるかという発想よりも前に、どうやったら社会を変えることができるだろうか考える。そしてスタートアップ的な、プロジェクトがスケールしていくエコシステムの設計を考えたり、レシピをオープンにしたり、考え方に共感する(だから、設計を終えてみた時の無力感についても共感した)。自分も政策系の大学で、アクセラレータープログラムに参加したこともあるので非常に感銘を受けた。

  • もぐ さん

    古いアパートへの着目点が、共感しました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

建築・理工 に関連する商品情報

おすすめの商品