メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 パシフィカ・クァルテット

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDR90000082
組み枚数
:
3
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

結成10周年を迎えたパシフィカ・クァルテットが満を持して発表する「メンデルスゾーン弦楽四重奏曲全集」。番号付の6曲に加え、初期の変ホ長調と、「4つの小品」まで収録されているのもうれしいところです。メンデルスゾーンは目下の彼らの得意な演目で、来日公演でも第2番を取り上げていたほか、2006年にはあのエマーソン・クァルテットとの共演で「八重奏曲」の演奏を予定しています。
 彼らの演奏は、一言で言えば「熱気が充満したエキサイティングな音楽」といえるでしょう。活気と集中力のある前進性の強い音楽は、昨今のピリオド楽器演奏と通じるところがあります。加えて、たっぷりと歌う時は豊かに歌ごころを込めているところが効果的にキャラクターの対比を浮かび上がらせています。あらゆる点で刺激的かつ満足度の高いメンデルスゾーンの弦楽四重奏全集です。3CDで2CD価格とお買得な価格設定も魅力です。213分41秒収録。

パシフィカ・クァルテット
1994年に結成され、立て続けにアメリカ合衆国の3つのコンクール、コールマン室内楽コンクール、コンサート・アーティスツ・ギルド・コンクール、ナウンバーグ・コンクールを制覇、2002年にはアメリカ室内楽協会のクリーヴランド・クァルテット賞受賞をするなど、数々の輝かしい経歴を持つアンサンブルです。現在では、ノースウェスタン大学とシカゴ大学のファカルティ&クァルテット・イン・レジデンス、さらにイリノイ大学シャンペイン・ウルバーナ分校のファカルティ&クァルテット・イン・レジデンスを務めています。また、シカゴ市内の小学校を中心にアウトリーチ・プログラムにも力を入れ、さらには米国内各地の音楽祭で教鞭をとるなど次世代の音楽家や、音楽愛好家のための活動も熱心に行っています。
 2004年秋にはメンデルスゾーンを含むプログラムで、日本の室内楽ファンを魅了。同年12月にも来日し、世界各地で行ってきた「エリオット・カーター:弦楽四重奏曲全曲演奏会」を行い、東京の室内楽シーンにセンセーションを巻き起こしました。

【収録情報】
フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ
・弦楽四重奏曲 変ホ長調
・弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12
・弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
・弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
・弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2
・弦楽四重奏曲第5番変ホ長調 Op.44-3
・弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
・弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81

パシフィカ・クァルテット
 シミン・ガナートラ(Vn)
 シッビ・バーンハートソン(Vn)
 マスミ・パーロスタード(Va)
 ブランドン・ヴェイモス(Vc)

録音:2002年12月、2003年10月、2004年3月、6月、デジタル録音

私のオススメ

弦楽四重奏曲ではなぜかメンデルスゾーン・ラッシュである。いままで等閑視に付されていたのが、その真価を認識されてきたのか、他の作曲家の弦楽四重奏曲をやり尽くしてしまったので手を染められることが多くなったのか知らないが。正直言って、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲がみな傑作なのかは確信が持てない。確かに、書かれた音符を圧倒的な正確さで再現するエマースン四重奏団の全集や、切れのいいアンサンブルで興奮のるつぼに落とし込んでしまうヘンシェルの全集を聴くと、メンデルスゾーンの弦楽四重奏群は文句なく傑作のように聞こえるのではあるが。
 ここに新たにアメリカの若い四重奏団による全集が登場した。ヘンシェルの全集が馬鹿みたいに安い値段で買える今、高い金を払ってパシフィカ四重奏団の全集を買う価値があるのか。あるのである。彼らの演奏は最初に収録された、番号なしの変ホ長調のカルテットからして、その瑞々しい演奏に心奪われる。「カンツォネッタ」の有名な第1番やベートーヴェンの影響の濃い第2番、最近これらに次いで人気の高い第6番など、曲がいいものは当然いい。しかし、まるで地味な第4番を聴いて頂きたい。これ、こんなに潤いのある曲だっけとびっくりする。もちろん空駆けるような第3番もあくまで軽さを失わずに空駆けるし、何ともとりとめがないと思っていた第5番も爽やかな抒情に満ちた佳曲になっている。まあ、要するに初期ロマン派の味わいなのだが、メンデルスゾーンの弦楽四重奏群は初期ロマン派の精髄としての傑作群だとこのセットを聴いていると確信が湧いてくる。そしてまた、どの曲にも若々しさが充ち満ちているのが、何とも素敵なのだ。考えてみるとメンデルスゾーンという人も40代に至ることなく亡くなった永遠の若者だ。パシフィカは当然、ほろ苦い青春の記憶のような「4つの小品」も忘れていないからご安心あれ。
(かばくん from とちぎ)

収録曲   

ディスク   1

弦楽四重奏曲 変ホ長調 (1823)

  • 01. 1. Allegro moderato
  • 02. 2. Adagio non troppo
  • 03. 3. Minuetto
  • 04. 4. Fuga

弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12

  • 05. 1. Adagio non troppo - Allegro non tardante
  • 06. 2. Canzonetta: Allegretto
  • 07. 3. Andante espressivo
  • 08. 4. Molto Allegro e vivace

弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80

  • 09. 1. Allegro vivace assai
  • 10. 2. Allegro assai
  • 11. 3. Adagio
  • 12. 4. Finale: Allegro molto

ディスク   2

弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13

  • 01. 1. Adagio - Allegro vivace
  • 02. 2. Adagio non lento
  • 03. 3. Intermezzo: Allegretto con moto
  • 04. 4. Presto

弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1

  • 05. 1. Molto Allegro vivace
  • 06. 2. Menuetto: Un poco Allegretto
  • 07. 3. Andante espressivo ma con moto
  • 08. 4. Presto con brio

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ユーザーレビュー

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メンデルスゾーンは未来を指向している そ...

投稿日:2019/03/07 (木)

メンデルスゾーンは未来を指向している それがピリオド演奏であろうとなかろうと変わらない アメリカの”平和の”と名乗るクァルテットがメンデルスゾーンの全四重奏曲を演奏している 最も早く書かれた”変ホ長調”は14歳で作曲された 次は18歳の時”イ短調第2番”と”フーガ”を書いた ”第1番変ホ長調”が書かれたのが20歳 これが最初に出版された 作品44の3曲”第3〜5番”が書かれた時には20代が終わろうとしていた 30代に入って”カプリッチョ” そして38歳になった最後の年に”第6番へ短調”加えて”アンダンテとスケルツォ”が書き残された パシフィカQは屈託がないほどあっけらかんと弾き進める 耽溺も思い入れも見せない 前へ前へ歩き続ける これがメンデルスゾーンの本質なのだと言わんばかりに わたしは微笑み共感の肯きを二度三度とする 状況や風潮に況してや自己に拘泥するようなロマンチシズムはお門違いだ これを薄情だという人がいるならエトランゼの心情は分かるまい メンデルスゾーンは永遠の旅人 わたしは堪らなく哀しいし愛しい あなたは如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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誰もレビューを書いていませんので投稿しま...

投稿日:2010/01/08 (金)

誰もレビューを書いていませんので投稿します.これはメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の素晴らしさを再発見できるCDです.ベートーベンの弦楽四重奏曲にも通じ心に響きます.パシフィカQの実演はまだ聞いていませんが,とても溌剌として,スピード感のある切れの良い演奏です.録音も優秀で,全ての弦が良く鳴っていると思います.是非ご一聴ください.

愛知クラシカ さん | 愛知県 | 不明

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メンデルスゾーン(1809-1847)

ドイツ・ロマン派の大作曲家、メンデルスゾーンの生涯は38年という短いものでした。現在のイメージでは、メンデルスゾーンは作曲家ですが、当時は指揮者・ピアニスト・オルガニストとしても非常に多忙だったようで、これに自ら設立した音楽院の運営や、同時代作品や過去作品の紹介といった数多くの仕事が加わり、さらには

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