メンデルスゾーン：最初のワルプルギスの夜、ブラームス：哀悼の歌、シューマン：王の息子　ナガノ＆バイエルン国立管、アウディ青年合唱アカデミー

ナガノが描くメンデルスゾーンの力作『最初のワルプルギスの夜』
ブラームスとシューマンの佳曲も！

バイエルン国立歌劇場音楽監督のケント・ナガノが、歌劇場のオーケストラであるバイエルン国立管弦楽団を指揮してメンデルスゾーン、ブラームス、シューマンの合唱曲を録音しました。
　メインはメンデルスゾーンの『最初のワルプルギスの夜』。原作はゲーテのバラード。少年時にゲーテと知り合ったメンデルスゾーンは、同名のゲーテのバラードを1831年にカンタータとして作曲、さらに十年以上経ってから改訂して完成させています。メンデルスゾーンならではの語り口の上手い音楽なのですが、『パウル』や『エリア』ほど知名度が高くありません。今回のナガノの演奏では、ジモーネ・シュレーダー、ブルクハルト・フリッツ、デトレフ・ロート、フランツ＝ヨゼフ・ゼーリヒと、ワーグナーなどで活躍する優れた歌手を四人起用し、作品の醍醐味をたっぷり味あわせてくれます。
　カップリングに、ブラームスの渋い『哀悼の歌』と、シューマンの『王の息子』を収録。合唱のアウディ青年合唱アカデミーは、2007年創立で、16歳から27歳までの若く才能のある歌手による団体です。（キングインターナショナル）

【収録情報】
・メンデルスゾーン：カンタータ『最初のワルプルギスの夜』 Op.60
・ブラームス：哀悼の歌 Op.82
・シューマン：王の息子 Op.116

　ジモーネ・シュレーダー（アルト）
　ブルクハルト・フリッツ（テノール）
　デトレフ・ロート（バリトン）
　フランツ＝ヨゼフ・ゼーリヒ（バス）
　アウディ青年合唱アカデミー
　バイエルン国立管弦楽団
　ケント・ナガノ（指揮）

　録音時期：2010年5月30日
　録音場所：ミュンヘン、聖ミヒャエル教会
　録音方式：デジタル（ライヴ）