傑作!広告コピー516 人生を教えてくれた 文春文庫

メガミックス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167801748
ISBN 10 : 4167801744
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
365p;16

内容詳細

「不思議、大好き。」「おいしい生活。」「好きだから、あげる。」―1980年代に突如巻き起こったコピーライターブーム。彼らが時代の空気を敏感に嗅ぎ取り、鋭く表現した広告コピーは、消費者だけではなく社会そのものを揺り動かした!80年代以降の傑作コピー516本に解説、制作履歴を付けた永久保存本の決定版。

目次 : 女/ 男/ 愛/ 仕事/ 人間/ 家族/ 毎日/ 人生

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • emi さん

    タイトルの響きよりはずっと面白いと思う、80年から01年までの広告コピーをテーマ別に集めた本。私は短い言葉で人の心に残す、ということにとても憧れを持っていて、初めて心に残ったコピーも覚えているくらい好き。高度成長期の消費する時代からエコの始まりあたりまでのコピーには、くっきりとした時代の反映があって、パルコという店の勢いや、豊かさ前提の遊びや、その頃の大人の心を掴んだであろう言葉たちに、陽気な明るさと鋭さを感じた。今読んでも好きだなと思うコピーもたくさん。穂村弘さんの解説も良かった。息抜きに読むのも○

  • 磁石 さん

    「ウィスキーの中に俺の独立国がある」「恋が着せ、愛が脱がせる」「音楽を聴いている、僕は生きている」「時々想って、時々忘れて、いいですか?」「東京で一番新鮮なものはニュースだ」「ビールは人生の一部をスローモーションにしてくれる」……モノの<いのち>を表してみせた言葉。

  • あつ子🐈‍⬛ さん

    時おり思い出したように本棚から取り出す本。 「恋は、遠い日の花火ではない。」は名コピーよのう。

  • ぼにー さん

    「コピーライターは言葉の人ったらしである。そして、優れたコピーは媚は売らない。」なるほど〜それで魅せられるんだなー気に入ったコピー↓ 「敵が多い。だから私は幸せだ。」 「毎日生きてりゃ、腹も立つ。」 「負けても楽しそうな人には、ずっと勝てない。」 「遊んでいるのではない。給料に合わせて働いているのだ。」 「ウイスキーの中には俺の独立国がある。」 「女は仕事で死んだりしない。」 クスッと笑ったり、なるほど〜と思ったり、コピーの中には真実が現れるんだな〜 カッコいいと思うものは、だいたいウイスキーのコピー。

  • HERO-TAKA さん

    広告のキャッチコピーを集めた傑作選。文学性の高いものから洒落の効いたものまで様々な惹句が分野ごとに紹介されている。解説は歌人の穂村弘さんであるが、歌とCPの違いを改めて考察してみると相違点が見つかり面白い。この本で扱われているのは80〜01年のおよそ20年間の記録。人生の格言のように変わらないものもあれば、人前に触れるという性質上世俗の流れを強く受けてしまうものでもあると思う。もしその後20年の広告コピーを比較してみるとまったく違うものになっているかもしれない。

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