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わたしを宇宙に連れてって 無重力生活への挑戦

メアリー ローチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140815083
ISBN 10 : 4140815086
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

宇宙には人間が生きるために必要なものが何もない。人間は何にどれだけ耐えられるのか。無重力空間で健康は保てるのか。口の堅いことで有名な宇宙開発研究機関の扉をこじ開けた、渾身の体あたりルポルタージュ。

【著者紹介】
メアリー ローチ : アメリカでもっとも愉快なサイエンス・ライターと評される人気のジャーナリスト。「ディスカバー」「NYタイムズマガジン」など各誌に執筆するほか、著書『死体はみんな生きている』『霊魂だけが知っている』『セックスと科学のイケない関係』『わたしを宇宙に連れてって―無重力生活への挑戦』(いずれもNHK出版)は、すべて全米ベストセラー入りしている。カリフォルニア州オークランド在住

池田真紀子 : 翻訳家。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヨクト

    宇宙で生活すること、それを面白可笑しく科学するサイエンス・ノンフィクション。いやー、面白いね。小ネタ満載でユーモアたっぷり。「宇宙開発のエキスパートにとって、あなたは巨大な頭痛の種だ」この言葉は実に的を射ており、人間の重量・食糧・排泄・性欲・睡眠は大きな問題で、ただ宇宙に打ち上げれば良いわけではない。最小限のスペース、最小限の重量の中での宇宙飛行士の生活は過酷・下劣を極める。華やかな宇宙飛行士裏側は想像以上にきついよ、臭いよ、汚いよ。さぁ皆さん、宇宙に行く準備と覚悟は宜しいでしょうか。

  • あやの

    宇宙開発。現代の科学を結集させて未開の地に挑む。そんなイメージだったけれど、人間が行うということは食事排泄、その他諸所の事情もあるわけでで、とっても人間臭い。理論的にはそれで十分なのだけれど、任務に追われた宇宙飛行士が実際に行うととっても不自然と言うか悲しくなって来ると言うか。特に排泄関連。研究者たちの、あらゆる場合を想定して実験に実験を繰り返すのがすごい。後書きの、宇宙開発は新たな地について知るというより、宇宙開発それ自体が科学発展への促進剤として働く、というのがなるほど。

  • χ

    飛行士選び、閉鎖空間、宇宙ハイ、無重力、宇宙酔い…マイナーだけど宇宙と深く関係してる分野の研究取材。未知への挑戦には試行錯誤と問題がつきもの。その経緯を軽妙洒脱に紹介してる。下ネタやきわどいことにも触れてるのがすごい。生まれた赤ん坊が何の役に立つか、という反論は詭弁臭いが肯定感や飛躍を生むのには役に立つかな

  • ケニオミ

    「本当はどうなってるの?」という宇宙での生活に関する質問は、どこに向けていいか分からないし、ちゃんと答えてくれるかどうか分からないので、大抵胸の中にしまっていると思います。そんな質問に正面から答えてくれるのが本書です。無重力での排便や船酔い、セックスに至るまで俎上に挙げています。宇宙では何が起こるのか分からないので、くどいまで地上で実験を繰り返すことにしており、アポロ13号で発生した事故の対応まで想定していたようです。宇宙飛行士はただの駒なんだと少し寂しい想いがしましたが、著者の語りは面白くお薦めです。

  • takao

    ふむ

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