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小人たちの新しい家 岩波少年文庫

メアリー ノートン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001140668
ISBN 10 : 4001140667
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

見世物にされるところを危うくのがれた小人の一家は、ふたたび川を下り、ようやく静かな古い牧師館にたどりつく。はたして、そこは一家にとって、安心して暮らせる住み家となるのか。シリーズ最終巻。

【著者紹介】
メアリー ノートン : 1903‐92。イギリスの作家。ロンドン生まれ。はじめは演劇を志して、何年か舞台に立ったが、結婚後は、海運業を営む夫とともにポルトガルに住んだ。その後、事業の不振などにより、アメリカへ渡る。1943年、戦争中のロンドンにもどり、以後、演劇活動のかたわら、文筆をふるった。1952年に発表した『床下の小人たち』でカーネギー賞を受賞

猪熊葉子 : 児童文学者・翻訳家。聖心女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェルナーの日記

    第4巻を世に出してから21年という月を経て本作第5巻を執筆した。著者ノートンの意図は測りがたいが、彼女の本シリーズに対する思い入れは時代とともに廃ることがなかったことだけは確実に言える。本巻では、借り暮らしの小人たちの存在意義を問うている箇所がいくつも見受けられた。それはとりもなおさず自分たち人間にも当てはまる。小人たちは、人間に依存しなければ(野生児スピラーを除く)生きていくことができない。しかし、人間たちは、ごく一部の者を除き、彼らの存在すらしないでいる。

  • れみ

    囚われの身からの大脱出、そして新天地へ向けて再び出発。アリエッティが人間と親しくしたことがきっかけで住む場所を転々とすることになった…とも言えるわけだけど、一度はものすごく反省したり落ち込んだりしても、少し落ち着いてくると、好奇心や冒険心が沸々と湧いてくる…懲りない子だなあとも思うけど、それくらいじゃないと生き抜けないのかもしれない。人間と小人の間にある様々な認識の違いって、人種や民族や宗教の違いだとかによって起こりがちな溝のことを思い起こさせる。それに、21年の歳月を経て書かれたこのお話、新たな →

  • あたびー

    前巻から21年、人生の黄昏に至ってノートンは借りぐらしたちの物語の続編を書きました。以前アリエッティは「スピラーと結婚するかも」と言っていたので、当然そんなことも盛り込まれているのかと思いきや、新しくピーグリーン(ずんだ?)と言う存在も現れて勢いこっちの登場場面が多くなり、何となくスピラーの影が薄くなっています。幕切れ近く、ずんだ君が「本当にぼくたち安全かねえ?いつまでも?」と言う不穏な言葉を残し、私たちはずっと借りぐらしや達を心配し続ける事になるのです。21年の間に作者の中にも変化があったようです。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    四巻から二十一年の時を経て書かれた続編。子供の頃、ファンタジーとして純粋に楽しく読めたら良かったかなと言うのが偽らざる実感。借り暮らしって、結局人間に依存してるってことだし、稀少な種族だからプランター夫妻のような悪人に目を付けられないのがとっても大切!それなのにアリエッティは好奇心を抑えられない。ホミリーは相変わらす馬鹿げたことばかり言ったりやったり!新登場のピーグリーンがアリエッティに人間に見られてはいけないと忠告しますが、これからどうなったのか書かれていません。無事に暮らしているといいですね。

  • 真理そら

    『空をとぶ小人たち』でアリエッティ一家とスピラー、ミス・メンチスとポットさん、プラター夫妻の今後まで説明されているので、最終巻がその部分につながると嬉しかったけれど、とりあえずいろいろなことを考えながら楽しく読み終えた。

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