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愛を知らない君へ ライムブックス

メアリ・バログ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562065448
ISBN 10 : 4562065443
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幼いころに孤児院にあずけられたアナ・スノーは、出生について何も知らず育ち、大人になった今は孤児院の教師をつとめていた。ある日、彼女は故リヴァーデイル伯爵ハンフリー・ウェスコットが自分の父親であり、母の違うきょうだいもいることを知らされる。自分に家族がいるとわかって喜ぶアナだったが、一族や社交界は莫大な財産の相続人として突然現れた彼女を歓迎しなかった。ネザービー公爵は、親戚である伯爵家のあらたな一員となったアナの後見人をつとめる羽目になる。退屈な人づきあいを疎んできた彼にとっては憶劫なことだったが、ウェスコット家の集まりの中で毅然としているアナには大いに興味をひかれ…メアリ・バログの待望の新シリーズ“ウェスコット家”始動!

【著者紹介】
メアリ バログ : NYタイムズ・ベストセラー作家のひとり。ウェールズ出身で現在はカナダ在住。教師職を経て1985年に作家デビュー。以来、多くのリージェンシー・ロマンスを上梓し、主人公の内面をあますところなく描ききる精緻な筆致で多くの読者を魅了している。ロマンティック・タイムズ誌の最大功績賞をはじめ、豊富な受賞歴を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    この作家に幻滅したことがありません。80歳近いのに、2016年出版の新シリーズ1作目であるこの本にも新しい気概が感じられました。身勝手な父のせいで人生を狂わされたきょうだいと彼らの周囲の人々すべてが主人公なので、家系図つき!把握するまで大変でした…。主人公は25歳まで孤児院で生きてきた女性。ある日彼女の長年の夢が残酷な形で叶い…。型破り同士のお公爵は華奢で背も低く、「女の子に生まれればよかったのに」と皆が思うほど美しい皮肉屋さん。彼の意外な特技も読みごたえがありました。早く続きが読みたい!あと、邦題素敵♡

  • veri

    王道中の王道すぎて今やお目にかかれないような設定なのにそれでもやっぱり素敵なロマンスになるのが流石のバログです。触れられそうに瑞々しくそこに在る登場人物たちが魅力的でとても良い。シリーズの初めなので少し導入的な立ち位置だからなのか、もう少し物語に入り込みたかった面もあります。けれどもなんだろうなぁ。言葉にし難い感情にさせられるというか。バログ作品にはいつも絶対に胸を貫くような一文がある。ゆったりと確実に育まれるエイヴリーとアナの愛にもう少し浸っていたいところです。

  • aiko

    孤児、教師として育ったアナと公爵の仮面を被り自らを守ってきたエイヴリー。正反対の二人の間に生まれる引力の描写が上手いです。 同じバログの『愛の旋律は鳴り止まず』と少し似て、自分探しと家族の再生がモチーフの一つ。 現在9冊出ているウェスコットシリーズの1作目ということで登場人物多め&今後の話へ繋がであろう展開が前半に集中しますが、アナとエイヴリーの素顔が見えてくるにつれグングンと引き込まれました。 今回ありがたいことに家系図がついてます! 魅力的なキャラクターも多いので全冊翻訳されますように。

  • ライム

    楽しかった〜新シリーズの1作目。人物紹介と合わせて書かれた家系図見て逃げ腰になりしばらく放置してましたが、考えてみれば今迄だってこのくらい登場人物多かったし家系図有るだけありがたい。重婚と婚外子の展開は良く思いつくな…と思いながらも、有り得ないことではないので、無理な感じはしなかった。何よりアナが威厳を失うこと無く立ち向かうので気持ち良く読めた。今年77歳!?のバログ、頑張って書き続けてください…今後も楽しみ

  • 一回目読んだとき、面白かったけど登場人物の多さに流し読みしたので再読。今回はすんなり話に没頭出来た。美貌の公爵エイヴリーと孤児院で育ち、そこの教師をしているアナ。突然、故伯爵の子で全財産を相続することに。公爵はウェスコット一族の中で怯える様子もなく冷静なアナに好奇心を持つ。そして恋をしていることに気付き求婚する。ヒーローが小柄で華奢なのと、決闘が肉体で、しかも中国武術で倒してしまうのは珍しくて良かった。祖父母に再会するところは感動した。

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