ミヒャエル・エンデ

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モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語

ミヒャエル・エンデ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001106879
ISBN 10 : 4001106876
フォーマット
出版社
発行年月
1998年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,360p

内容詳細

時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子。時間に追われ、人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に、風変りな少女モモが時間の真の意味を気づかせる、ふしぎな物語。

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読書メーターレビュー

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  • こーた さん

    時間とは何か?物語を読むとはどういうことか?いっくら小説なんか読んだって、何の役に立たない、という大人たちがいる。でもたとえばいま、未知のウイルスが広まって、それまで役に立つと考えられてきた学問は、経済にしろ、政治にしろ、そしてざんねんながら科学でさえ、事態の収拾にはあまり役に立っていないようにぼくにはおもえる。そんなことよりも、物語を読み、芸術にふれてきたことが、いま生きるうえでずっと役に立っている、とぼくは考える。もっと世のなかの役に立つことを!そう叫ぶ大人たちは、ぼくらのすぐそばにもいる。⇒

  • seacalf さん

    子供の時に読めた人は幸せだけど、大人になってから初めて読むことになっても、とても幸せ。なぜなら、すれっからしな大人になっても読むに堪えうるまごうことなき傑作だから。 3章の暴風雨ごっこ、経験のある人ならわかると思う。想像力の羽を羽ばたかせることの喜びったら。現代社会への痛烈な風刺を込められた作品ではあるけれど、小難しく時間の大切さについて鑑みるだけでなく、純粋にエンデの圧倒的な想像力に酔うだけでも楽しい。エンデが創り出した美しい時間の花、それを思い浮かべられる力は、読者ひとりひとりのものなのだから。

  • takaC さん

    過去に起こったことかもしれないし、将来起こることかもしれない、不朽の名作。

  • ykmmr (^_^) さん

    児童文学。しかし、『星の王子さま』や日本の『ごんぎつね』などと同じ、大人と肩を並べても、全然劣る事ない名作。『時間どろぼう』なんて可愛い。有り余るなんて妄想で、限りないモノだからこそ、大事にしたり使い方を考えないといけないのに、私たちは盗まれちゃっている。「花の美しさ」に心奪われる時間・自分の話だけではなく、相手の話に耳を傾けるコミュニケーションの時間・亀のカシオペイアみたいにさりげなく助けてくれる人がいる日々。

  • 康功 さん

    児童文学にして大人にも強いメッセージを送っているエンデの名作。ゆっくり、たっぷり、時間を使って物事にあたると、不思議と思い出深く、不思議と新たな発見がある。それに気付かず、時間に追われている現代人は、時間が目まぐるしく過ぎて行く。時間泥棒に時間を盗まれていることに気付きもしないで、、、

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ミヒャエル・エンデ

1929年、ドイツ南部の町ガルミッシュで生まれる。父はシュルレアリスム画家のエドガー・エンデ。ミュンヘンの演劇学校を卒業したのち、戯曲や詩、小説を創作するほか、映画評論の執筆を手がける。1960年に『ジム・ボタンの機関車大旅行』を発表し、ドイツ児童文学賞を受賞。時代をこえて愛される作品を数多く生み出

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