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ISBN 10 : 4501629908
Content Description
ハインリッヒ・ヘルツ(1857〜1894)はもっとも偉大な物理学者の一人です。電磁波の発見によって、彼の名前は不滅になりました。ストリート、学校、研究所そしてハンブルクのテレビ塔は彼の名前にちなんでいます。周波数の単位(一秒あたりの振動数)として「ヘルツ」が知れ渡っています。しかし、ヘルツの生涯と業績についてはあまりよく知られていません。この評伝は、ハンブルクで生まれた自然科学者が物理学をどのようにして改革したかを紹介しています。
目次 : プロローグ/ 自由ハンザ都市の伝統/ エンジニアか、物理学者か/ 物理学の帝国宰相のものでの教え/ 天職としての物理学者/ キール大学での私講師/ 仕事、生活、変化への憧れ/ 火花実験/ 導線上の波/ 電気力の伝播/ ボンからの招聘/ 電気力学から力学原理へ/ そんなに悲しまないでください/ 追憶
【著者紹介】
ミヒャエル・エッケルト : 1949年ミュンヘンで生まれ、バイロイト大学にて理論物理研究で学位を取得。取得後、物理学の歴史と科学ジャーナリズムに興味を移す。現在、ミュンヘンのドイツ博物館で自然科学・工学の歴史家として研究に従事。原子物理学、固体物理学の歴史から流体力学の歴史についての多くの著書がある
重光司 : 大分県に生まれる。北海道大学工学部電子工学科卒業。北海道大学大学院博士課程修了。工学博士。(一財)電力中央研究所、ならびに電磁界情報センター勤務を経て現在に至る。西ドイツ(当時)マックス・プランク生理学研究所研究員。専門は生体電磁工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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