ミハエル ゴルバチョフ

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ミハイル・ゴルバチョフ 変わりゆく世界の中で

ミハエル ゴルバチョフ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022516930
ISBN 10 : 4022516933
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

核戦争に勝者はいない。ゴルバチョフ89歳、いのちの訴え。

目次 : 第1章 ペレストロイカ胎動/ 第2章 ブレークスルー/ 第3章 ベルリンの壁崩壊/ 第4章 冷戦終結/ 第5章 試練/ 第6章 ラストチャンス/ 第7章 ソ連崩壊/ 第8章 未来に向けて/ 付録 ノーベル平和賞受賞演説―1991年6月5日、オスロ(ノルウェー)

【著者紹介】
ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ : 1931年3月2日、旧ソ連ロシア共和国スタブロポリ地方の農家に生まれる。55年モスクワ大学法学部卒業。ソ連共産党のスタブロポリ地方委員会第一書記、党中央委員会第二書記などを経て、85年3月に54歳でソ連最高指導者の党中央委員会書記長に就任。89年5月から、刷新されたソ連最高会議の初代議長を兼任後、90年3月にはソ連の初代大統領に就任した。91年8月に起きた保守派によるクーデター未遂事件を機に国内での政治的権威は失墜し、91年12月25日、ソ連崩壊とともに大統領を辞任した。90年にノーベル平和賞を受賞。大統領退任後、ゴルバチョフ財団の総裁を務め、講演活動や環境運動などに従事

副島英樹 : 朝日新聞大阪本社編集局編集委員。1962年、兵庫県姫路市生まれ。東京大学文学部卒業。86年、朝日新聞入社。広島支局、大阪社会部などを経て、プーチン政権誕生前後の99年4月〜2001年8月にモスクワ特派員。08年9月〜13年3月にはモスクワ支局長を務め、米ロの核軍縮交渉などを取材した。核と人類取材センター事務局長、広島総局長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    巻末の佐藤氏の客観的な解説が要点を突いている。党に縛られ、あと1歩踏み込むことができずに、潮流を見誤る。マドリードの会議の回想録が痛々しくも感じる。右腕不在も、悪循環の要因と推察。対照的に、シュルツ国務長官の存在感が光る。空気を見極め、空気を築く。最も印象的なのが、レーガン大統領訪ソ時の赤の広場散歩時の写真。3歳の子供の溢れる笑顔。両国民が求めているのは(核兵器競争ではなく)これでしょ!正直、後味の悪い退任劇。とは言え、氏の果たした役割は、もれなく歴史に刻まれる。唯々平和な余生を過ごしてほしいと願うのみ。

  • 踊る猫

    今となっては笑い話にもならないかもしれないが、第三次世界大戦や核戦争の危機すら叫ばれていた時代を終わらせた立役者のひとりがミハイル・ゴルバチョフだった。彼は平たい筆致で(翻訳も優れていると判断する)舞台裏でなにが起こったのかを記録する。その足取りは決して綺麗なものであるとは言えなかったが、民主化と自由というモットーを忘れず国民のために尽くした彼の姿は興味深い。環境問題やグローバリズムという難題に直面しつつも人と積極的に会い、己をヴァージョン・アップさせ続けたアクティヴィストとしてのゴルバチョフがここに居る

  • くらーく

    回想録なのかねえ。私が若い頃に、まさかソ連と言う国が無くなり、東西ドイツがひとつになるなんて、思ってもみなかったことが起きた時代でしたなあ。日本は、バブルに浮かれていた時代でしたな。 改めて、ゴルバチョフがいなければ、世界は変わっていなかったかもしれないと思わざるを得ない。よく、あの時代のソ連で生き残りトップに君臨出来たな、と。西側のリーダーも傑出した方々が揃っていたな。歴史ってこうやって作られるのだねえ。今はどうだろうかねえ。歴史は振れるからな。。。 残念ながら核の脅威については、戻ってしまったかねえ。

  • にわ

    融和・協調という姿勢は、弱腰に見えて実は強く賢き者にしかとれない。強硬姿勢の方が賛同者の支持は得やすいし、カッコもつく。しかしその先にあるのは、面子を保ちたい互いのエスカレーションであり、最終的には核兵器による人類の自滅という最悪の事態。そのことを誰よりも理解し、現実的な解決策を模索したのがゴルバチョフだと思う。彼が築きつつあった理想的な平和の世界が、また元の木阿弥に戻った今、どのような思いで亡くなったのだろうか。

  • お抹茶

    レーガンとの信頼関係,ベルリンの壁崩壊時の各国政治家への感情,エリツィンへの反感などが綴られている。ソ連最後の首脳として,核戦争回避,ソ連解体,ロシア共和国をどう捉えていたかがわかる。NATO拡大はロシアなき欧州の安全保障で,ヨーロッパのシステムからロシアを事実上排除することだと主張していて,この考え方は今日のロシアでの味方と変わらないのかもしれない。副題が「変わりゆく世界の中で」となっていて,出版後の今となってはウクライナ侵攻の時にこの世を去ったゴルバチョフの遺言のようにも受け取れる。

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