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ISBN 10 : 4560072159
Content Description
『船舶通信』のしがない記者兼校正係マクスードフは、昼は新聞の仕事をしながら、夜は小説を書き続けていた。文芸誌に掲載が決まり、作家の仲間入りを果たしたマクスードフだったが、それが苦難の始まりだった。編集者は発売前の雑誌と共に姿を消し、“独立劇場”の依頼で戯曲を執筆するも、様々な障害によって上演はひたすら先延ばしされる。劇場の複雑な機構に翻弄されながらもその虜となっていく作家の悲喜劇を、自身の体験に基づき戯画的に描いた未完の傑作。
【著者紹介】
ミハイル ブルガーコフ : 1891‐1940。ウクライナのキエフで生まれる。キエフ大学医学部を卒業、開業医となるが、ロシア革命の動乱のなか、モスクワで文学活動を開始。1925年、長篇『白衛軍』を雑誌発表、短篇集『悪魔物語』を刊行するが、反革命的との批判を受け、戯曲『トゥルビン家の日々』(1926初演)の成功で劇作に活路を求めるも当局による上演中止が相次ぐ。失意の中、発表の当てのないまま『巨匠とマルガリータ』『劇場』等の作品を書き続け1940年に病死
水野忠夫 : ロシア文学者。1937年、中国吉林市に生まれる。早稲田大学文学部露文科卒業。早稲田大学文学部名誉教授。2009年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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HANA
読了日:2018/03/12
星落秋風五丈原
読了日:2022/04/12
ケイトKATE
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chanvesa
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ぱなま(さなぎ)
読了日:2018/03/24
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