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ISBN 10 : 4622089017
Content Description
18世紀末に端を発する現代医学は、病を知覚する空間とそれを記述する言語、および身体の解剖から始まった。人間が自らの個体を知の対象とする臨床医学は、いかにして誕生したのか。人間科学の医学的基盤とは何か。18‐19世紀の認識論的切断を問い、『言葉と物』の先駆をなす、初期フーコーの代表作。
目次 : 第1章 空間と分類/ 第2章 政治的意識/ 第3章 自由な場/ 第4章 臨床医学の淵源/ 第5章 施療院の教訓/ 第6章 徴候と症例/ 第7章 見ること、知ること/ 第8章 屍体解剖/ 第9章 不可視なる可視/ 第10章 熱病の問題
【著者紹介】
ミシェル・フーコー : 1926‐1984。フランスのポワチエに生まれる。高等師範学校およびソルボンヌ大学で哲学と心理学を専攻。1955年からスウェーデン・ウプサラのフランス学院院長、つづいて1960年まで、ワルシャワ、ハンブルクのフランス学院院長を歴任。クレルモン=フェラン大学、チュニス大学、ヴァンセンヌ実験大学の哲学教授を経て、1970年よりコレージュ・ド・フランス「思考システムの歴史」講座教授。1970年と1978年の二度来日。1970年代後半から80年代にかけて、しばしばアメリカ滞在(とくにカリフォルニア大学バークリー校で講義)。1984年6月25日、パリのサルペトリエール病院でエイズにより没
神谷美恵子 : 1914‐1979。1935年津田英学塾卒、コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒、同年東京大学医学部精神科入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園勤務。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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