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イギリスの歴史 世界の教科書シリーズ

ミカエル・ライリー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750335483
ISBN 10 : 4750335487
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 初期の帝国(ロアノーク:イングランド人は初めて建設した植民地でどんな過ちを犯したのか?―なぜ植民地の建設が失敗したのかを自分で考えてみましょう/ 「いつの間にか支配者になった者たち?」:イギリス人はいかにインドを支配するようになったのか?―答えを見つけるために東インド会社貿易ゲームをしてみましょう/ 帝国の建設者:ウォルフとクライヴについてどう考えるか?―「帝国の英雄」についてあなたが評価を下してください/ 帝国と奴隷制:イギリスによる奴隷貿易の歴史をいかに語るか?―史料を用いて奴隷貿易に関するふたつの見解を論じてください)/ 世界帝国(囚人植民地:どうすれば良い歴史映画を撮れるのか?―あなた自身の映画を構想してみましょう/ 隠された歴史:歴史に埋もれた物語は英領インドについて何を語るか?―インドにおいて人びとの関係がどのように変化したのかを示すグラフを描いてください/ アフリカの外へ:ベナンの頭像はいったい誰が所有すべきか?―ブロンズの頭像の歴史をたどり、今日誰がこれを所有すべきかを考えてみましょう/ 帝国のイメージ:大英帝国はどのように描かれたのか?―子どもたちが大英帝国にどんな思いを抱くように期待されていたのかを理解するために、図像の読解に挑戦してみましょう)/ 帝国の終焉(アイルランド:なぜ人びとはアイルランドと大英帝国について異なる歴史を語るのか?―視聴者参加型のラジオ番組で自分の意見を述べる準備をしましょう/ 切なる希望:ガートルードがアラブ人に抱いた夢を助け、そして妨げたのは何だったのか?―でたらめに書かれたインターネット百科事典の質を向上させてください/ 帝国の終焉:なぜイギリスは1947年にインドから撤退したのか?―マウントバッテン卿に宛ててインド独立を認めるように説得する手紙を書いてみましょう/ 帝国の帰郷:歴史に埋もれたコモンウェルス移民の物語をいかに掘り起こすか?―コモンウェルス移民にインタビューするために良質な質問事項を考えてください)/ あなたは大英帝国の歴史をどう見るか?―著者の考えに反論し、自分自身にも問い返してみましょう

【著者紹介】
前川一郎 : 創価大学文学部准教授。イギリス帝国史・国際関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サトシ@朝練ファイト

    「世界史の極意」で紹介されていたので図書館で借りた。 大英帝国の発生から衰退まで 網羅されて興味深い。 自国から他地域への進出は 多かれ少なかれ残虐非道の 行為がつきもの。よって未記述 と思われる事実が多いが、 日本の中学か高校の近現代史に限っては、暗記中心の内容ではなく「考える」歴史教科書があっていいのでは。と言っても 第二次世界大戦に関する 歴史的コンセンサスすらない ようじゃあ無理だわな。

  • 棕櫚木庵

    1/4) 英国の中学生相当の生徒に向けて書かれた教科書.読書メーターで紹介してもらい,イギリス史を学ぶためというより,「帝国主義国家の代表ともいうべきイギリス」(p.152「訳者あとがき」)が歴史をどう教えているか知りたくて読んだ.通史ではなく,植民地経営に絞った中学生向き教科書なんてものが英国にはあるんでねぇ.まず,それが驚き.叙述は人物中心で,“英国人は歴史とは伝記だと思っている”という言葉を思い出した.また,答が明示されない問も多く,多様な見方を促している.この教科書の「著者の考えに反論し,

  • masabi

    【概要】大英帝国の歴史を資料、アクティビティを通じて批判的に検討する。【感想】イギリスの中等教育での必修科目イギリス史の教科書を翻訳したもの。歴史を学ぶというより歴史で学ぶというスタンスか。各章に課題が定められており、ディスカッション、図像解釈、資料解釈のアクティビティを通じて賛否の意見を学び、最後に文章でまとめる。第四章では「資料を用いて奴隷貿易に関するふたつの見解を論じてください」と設定されている。序章と終章で同じ絵が掲載することで、歴史が身近な世界にも関係しておりその見方にも影響を与えると示す。

  • kenitirokikuti

    図書館にて。明石書店の世界の教科書シリーズ37 イギリス中学校歴史教科書。セカンダリスクールのKeyStage3(11才から14才)のもの。原著初版は2004年で、本書の親本は08年齢別第2版である▲同時期発売の、講談社・興亡の世界史16『大英帝国という経験』の次に手にした。『経験』は対米関係を大きく扱っていたが、本書は大英帝国の代表的な植民地、アフリカ、インド、中東にポイントがある。刊行時期のせいか、索引に香港や東アジア移民はない。アジア系移民はあるが、だいたいインド系を指している。

  • 紙狸

    原著は英国の2008年刊行の歴史教科書で2、翻訳は2012年刊。面白く読めた。帝国の各地で苦闘した人物を紹介している。 1897年のヴィクトリア女王在位60周年の頃、「帝国は地球の表面の5分の1近くを覆い、世界人口の4分の1の数の人びとが暮らしていました」。英国のユニークさを思い知る。帝国主義への価値判断に立っている訳ではない。植民地側の視点は紹介している。1919年に英軍が起こしたインド・アムリットサルの虐殺について。「イギリスが統治の権利を失った日であったとして、人びとの記憶に深く刻み込まれています」

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