マーティン・ラヴァリオン

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貧困の経済学 上

マーティン・ラヴァリオン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535558632
ISBN 10 : 4535558639
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
柳原透 ,  

Content Description

貧困とは何か、どのように測られるのか。

目次 : 第1部 貧困の思想史(貧困のない世界という考えの起源/ 貧困に関する1950年以後の新たな論調)/ 第2部 貧困の測定と評価(厚生の測定/ 貧困線/ 貧困・不平等指標/ インパクト評価)

【著者紹介】
マーティン・ラヴァリオン : 1952年生まれ。ジョージタウン大学経済学部教授。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で博士号取得後、LSE、オックスフォード大学、オーストラリア国立大学にて教鞭をとり、1988年に世界銀行へ。エコノミストとして実務と研究に携わり、開発研究グループ研究部長を務め、貧困研究の世界的権威としての地位を確立。2013年より現職

柳原透 : 1948年生まれ。拓殖大学名誉教授・国際協力学研究科客員教授。1971年東京大学教養学部卒業、1976年イェール大学博士課程修了。アジア経済研究所研究員、法政大学経済学部教授、アジア開発銀行研究所特別顧問、拓殖大学国際学部教授を経て、2018年より現職。この間、政府・国際機関の国際協力に関わる調査研究に数多く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Miyoshi Hirotaka

    先進国でも200年前の貧困率は約8割。イギリスでは18世紀前半から貧困の解決が関心事だった。フランスで関心が高まったのはフランス革命前後で、貧困は歩兵供給の源泉となった。わが国では19世紀末から貧困率が低下し、20世紀半ばには各国に追いついた。貧しい人を助ける道徳上の根拠と効果を生む施策は別物。慈善はフリーライダーを生み、教育が制度化されるまでは長い年月を要した。支配層の無関心と貧困の広がりは社会主義の出現を招いた。貧困の議論には延々と続くものもあるが論調の変化もある。これを認識することで知識が進展する。

  • Mc6ρ助

    『しかし、アメリカの大企業での社長たち俸給の急上昇が、労働市場での競争で決まる「技能」への収益を反映したものとは、信ずることはできない。(p139)』カルロス・強欲・ゴーンは米国ほどは貰ってないといいそうだが、いかなる配分であれそれを正当化する経済学的な根拠はない。同様に、貧困は配分の問題であり、かくて良きツールたる経済学は貧困を分析し、その克服に膨大な労力をかける。それを理解することは本質的には難しくはないとは思うのだが、すでに読書ではなく勉強の領域のようだ。年を取るほどに時間がほしくなる。

  • Masako3

    ★☆☆ 経済学教授、貧困研究の世界的権威による著者。内容に対して☆一つではなく、初級レベルの経済学の知識の私にはレベルが高すぎた。産業革命時期からの貧困の歴史では、労働者階級がまずその対象となり、米国では解放された奴隷、時代が下ってからは、労働者間でも所得格差が広がり、さらに国ごとの貧困率の格差はさらに拡大する。相対貧困は主に先進国で必要となる概念であるが、その設定に議論は多い。また、貧困率とGDPにおける農業寄与率は相関する。あと、18世紀の英国の救貧院はその成功率が疑問視されるものの、エポックメーキン

  • YN

    前半戦終了。貧困にフォーカスが当てられてきた経緯・歴史から、貧困の計り方、捉え方まで。

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