マーシャ・ロリニカイテ

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マーシャの日記 ホロコーストを生きのびた少女

マーシャ・ロリニカイテ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784406061414
ISBN 10 : 440606141X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

バルト海沿岸にある森と湖の美しい国・リトアニア。1941年、ナチス・ドイツ侵攻後に始まったユダヤ人狩りで、わずか半年の間にほぼ10万人が銃殺された。アンネ・フランクと同年代の少女・マーシャは、ゲットーおよび強制収容所での苛酷な体験を目に耳に心に刻みつけた―!少女・マーシャが、強制収容所での苛酷な迫害のさなかに、信念をもって書きつづけた真実の記録。

目次 : 第1部 占領下のヴィリニュス(ドイツ軍の侵攻/ 次つぎに出される命令/ ポナールィの森での銃殺 ほか)/ 第2部 ゲットーに入れられる(職人は第一ゲットーに/ 第二ゲットーの閉鎖/ 一九四二年 ほか)/ 第3部 強制収容所に送られる(ラトビアへ/ カイゼルヴァルト強制収容所/ シュトラスデンホーフ強制収容所 ほか)

【著者紹介】
マーシャ・ロリニカイテ : リトアニア出身のユダヤ人作家。1927〜2016年。生涯反ファシズムを訴え続けた

清水陽子 : 早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんぐり

    バルト三国のリトアニアにおけるホロコースト。ドイツ軍が侵攻し、占領下に置かれたヴィリニュスで、ソ連に従軍した父親が行方不明のまま、母親・姉・妹・弟とゲットーで生活する13歳の少女マーシャ。ユダヤ人絶滅計画が進行するなか、財産を奪われ、服に星のマークをつけ、職人の証明書をもつ母親の労働で餓死しない程度の食糧の配給はあるものの、ドイツ警察本部と折衝するユダヤ人評議会は弱体化し、最悪の状態を迎える。「一日だけでもいいから殺される恐怖を感じずに暮らしたい」という少女の願いは、ポナールィの森に追いやられた家族の銃殺

  • take0

    ホロコーストを生き延びた著者の手記。1941年著者13歳の時、住んでいたリトアニアの街が占領され、父親が消息不明となり、母親、姉、幼い妹、弟との占領下のゲットーでの生活、ゲットー閉鎖により母、妹、弟と分けられ、マーシャ一人ラトビアの強制収容所に送られ、戦局の変転で更にポーランドの強制収容所へと移され、1945年ソ連軍の進攻で撤退するドイツ軍に連行されている途上で解放されるまでが語られている。凄絶で悲惨な状況には胸が塞がれる思い。何があったかを語らなければならない、との強い使命感により本書はまとめられた。

  • Nobuko Hashimoto

    本書の訳者、清水陽子氏の著書『ユダヤ人虐殺の森』の内容があまりに強烈だったので、この夏はリトアニアのホロコースト現場を訪ねる旅を敢行した。同書はマーシャの日記に多くを依っていたので、もとの日記を読みたいと思っていたところ、新たに翻訳書が刊行された。ソリー・ガノール『日本人に救われたユダヤ人』とともに、リトアニアのホロコーストの生々しく、詳細で貴重な証言。ソリーはカウナス、マーシャはビリニュス出身。両ゲットーの運営の仕方やかなり違っていて興味深い。それにしてもよく生き抜いて証言を残されたものだと思う。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    ナチスドイツにより、強制収容所に入れられた著者が、何とか筆記具を手に入れ綴った4年間の記録(記憶をたどった箇所もあり)。生還できたのは極わずかなユダヤ人、その中の一人の生々しい記録。

  • HISA

    ☆☆☆☆この本の続編が出たのを見て、そういえば読みたいと思ってたんだったと手に取った。ゲットーでの暮らしを詳細に書いた本は初めてだったので興味深く読んだ。人間はこんなにも残酷になれるのかと驚く。周りの助けと生き抜く意思、強運の力で生き延びたマーシャ。命懸けで書いた日記は後世への遺産ともいうべきものだと思う。

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