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ユリの文化誌 花と木の図書館

マーシャ・ライス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562059546
ISBN 10 : 4562059540
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

純潔と官能、生と死…正反対の顔をいくつも持つユリ、および「リリー」の名が付くスズラン、カラー、スイレンの歴史。生態から栽培、造園、神話・宗教、芸術、薬や食料としての利用まで、複雑な魅力に迫る。カラー図版約100点。

目次 : いくつもの顔をもつ花/ リリーと呼ばれるが/ 氷河時代から現代まで―ユリのきた道/ どこの庭にもあるユリ/ ユリを描く/ 乳と血と性―ユリの神話学/ ユリのように清らか/ もっともセクシーな花/ 生と死の問題/ いつも楽しませてくれる/ 1日ひとつのユリで医者いらず/ ユリを食べる/ シュシャンの旅〕

【著者紹介】
マーシャ・ライス : 『New York Then and Now』など、ニューヨークの歴史と建築に関する本を多数書いている。ニューヨーク市、非営利組織、大学、新聞社で働いたことがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 帽子を編みます

    ユリ、「歩く姿はユリの花」スラリとして立派な蕾、咲き誇る姿は艶やかで清楚でもあります。このシリーズは図版も多く美しい製版、楽しみに読み始めたのですが、取り上げる花がいわゆるユリだけでなく、スズラン、スイレン、カラーと幅広過ぎて散漫な印象でした。(Lilyとつくモノだからのようです。)ユリが持つイメージ、清らかで貞節、隠微で官能的、結婚式に葬式…。ギリシア神話のヘラの乳からユリが生まれたエピソード、装画とともに印象的です。図版も豊富ですが、植物図鑑も用意して読んだ方が理解しやすいかと思います。

  • ganesha

    3000の種と数万の交雑種があるユリと、カラーリリー、ウォーターリリー(睡蓮)、リリー・オブ・ザ・バレー(鈴蘭)などの生態、芸術、薬や食料としてなど、花の魅力に迫る一冊。図版が多く、楽しく眺めながら読了。ティントレットの天の川の起源が切り取られていて、そこに百合が描かれていたとは。

  • Go Extreme

    いくつもの顔をもつ花 リリーと呼ばれるが 氷河時代から現代まで―ユリのきた道 どこの庭にもあるユリ ユリを描く 乳と血と性―ユリの神話学 ユリのように清らか もっともセクシーな花 生と死の問題 いつも楽しませてくれる 1日ひとつのユリで医者いらず ユリを食べる シュシャンの旅

  • Yuri

    装丁の美しさに惹かれて。流し読み気味ではあったが、ユリにまつわる古代の神話などは興味深かった。リリーと名のつく植物はユリ以外にもたくさんあるのですね。ディオスコリデスや、薬物療法としてのユリの使い方などに触れているのも面白かった。

  • 茅野

    同シリーズ11冊目。『リンゴ〜』と同じマーシャ・ライスさん著。人気のユリが19世紀日本から齎されたとは知らなかった。相変わらず英米視点から見た日本が描かれているので、日本人としてはちょっと面白い。 日本で百合って食べられているんだっけ? と思ったけど、そういえば百合根とかありますね。今度食べてみたい。

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