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ロシア 奪われた未来 ソ連崩壊後の四半世紀を生きる

マーシャ・ゲッセン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560093870
ISBN 10 : 4560093873
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

全米図書賞受賞作品。プーチン支配の世界で成人した男女四人の若者の人生と家族の群像に、著名な精神分析医、社会学者、哲学者三人の軌跡を紡いだ、真実の物語。ハンナ・アーレント賞受賞のジャーナリストによる、渾身のノンフィクション!ニューヨーク公立図書館ヘレン・バーンスタイン書籍賞受賞。ライプツィヒ書籍賞受賞。『ニューヨーク・タイムズ』『ワシントン・ポスト』『ロサンゼルス・タイムズ』『ニューズウィーク』ほか、数多の主要メディアで年間最優秀図書に選定。全米批評家協会賞最終候補。

目次 : 第1部 ソ連に生まれて/ 第2部 革命/ 第3部 ほころび/ 第4部 復活/ 第5部 抗議/ 第6部 弾圧

【著者紹介】
マーシャ・ゲッセン : 1967年モスクワ生まれ。『ニューヨーカー』スタッフ・ライター。ブレジネフ政権末期のソ連から家族とともに米国へ移住、ソ連崩壊の最終段階の1991年にロシアへ帰国。作家・ジャーナリストとして、またノンバイナリーを公言するLGBT活動家としても活動していたが、養子縁組禁止法など反同性愛キャンペーンが激しくなった2013年、家族と自らの身の危険を感じて再び米国へ戻る。2023年、権威あるハンナ・アーレント賞受賞

三浦元博 : 1950年、滋賀県生まれ。東京外国語大学卒。共同通信社を経て大妻女子大学社会情報学部に勤務し、同大学名誉教授

飯島一孝 : 1948年、長野市生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒。毎日新聞社に入社、モスクワ支局長、東京本社編集局編集委員、紙面審査委員長などを歴任。退社後は東京外国語大学、上智大学などで講師を務め、現在、フリーランス・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヘラジカ

    ソ連崩壊から現在(ウクライナ侵攻)に至るまでのロシアの軌跡。膨大な情報量に圧倒されながら苦心の末に一通り読み終えたが、間違いなく時間をかけて取り組むだけの価値がこの本にはある。一人の独裁者が支配しているように見える「マフィア国家」の内実、その成り立ちがこの一冊で驚くほど鮮明になった。得体の知れない巨大な国を理解する知識を授けてくれるだけでなく、そのなかで生きて闘った(あるいは闘い続けている)人々の歴史をも知ることが出来る貴重な書。邦訳書の表題にもなっている14章をはじめ、幾つかの章は必読級に素晴らしい。

  • takao

    ふむ

  • タキタカンセイ

    子どものころソ連崩壊を経験し次第に閉塞し劣化していく社会のなかでもがくロシアの若者たちの青春と苦悩を描いた群像劇。一人一人の視点と心理が克明に描かれいるのでその読後感は小説のものです。物語は2017年で終わるがこのあとロシアは更に過酷な状況になっていっただろう。彼らはノーメンクラトゥーラ(ロシアの特権階級)の子女及びそれに準じる人たちだから恵まれた環境にいたわけだけどそれにしても…。唯一の体制側の登場人物アレクサンドル・ドゥーギンはこのあと娘を爆殺されてしまう。ロシアはどうなっていくのだろう。

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