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ほら、あの「アレ」は…なんだっけ? 私の記憶はどこ行った?

マーサ・ワインマン・リア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062148641
ISBN 10 : 4062148641
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ年をとるともの忘れがひどくなるのか。自分の記憶力にちょっぴり不安を抱える著者が、第一線の専門家らにインタビュー。「病気ではないもの忘れ」について、なぜ、いつ、どのようにして起こるのかを探る。

【著者紹介】
マーサ・ワインマン・リア : 「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」の元アーティクルエディター兼スタッフライター。現在も、社会・医学分野で精力的に執筆活動を行っている。夫で脚本家のアルバート・ルーベンとともにニューヨークに暮らす

藤井留美 : 翻訳家。上智大学外国語学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きんぎょっち

    現在は研究が進み、記憶にまつわるたくさんの間違いが証明されている。例えば、記憶=事実というのは全くの間違い。過去の経験を思い出すとき、取り出されたものは経験の再構成になっている。次に思い出せば、さらに再構成される。それを繰り返すうちに本当に起こったことよりも、再構成されたもののほうが「事実」になっていく。人は自分の都合のいいように記憶を改ざんし、他人の発言を自分の発言と思い込み、都合が悪いことは忘れる生き物なのだ。記憶力を保つための工夫よりも、その事実のほうが興味深かった。

  • ナツ

    人の名前が出てこない、仕事の効率が落ちた、何のためにこの部屋に来たのか分からなくなったなどの症状に悩んでいる人に是非読んでほしい本。物忘れでボケまくりの夫婦の会話を読みながら、気持ちがわかってしまう自分に苦笑させられた。基本的には、加齢による前頭葉などの委縮により記憶が低下するのは正常であるとのこと。記憶力は衰えるものと理解したうえで、衰えたとしても、メモやポストイットを活用すれば十分対応可能であることを認識して実践していけばよいのだな、と思わせてくれる。楽しく読めました。

  • kitcyan

    自分の物忘れ、70をこした両親の物忘れも、うふふ♪ と笑って受け止められるようになる一冊デス。

  • あじさいかあさん

    年を取れば、体が老化することは当たり前だと認識しているのに、脳の衰えには怯えてしまう。アルツハイマーの患者の3分の2が女性だと聞くと、更に怖い。有酸素運動が効果的とかあると「明日からウォーキングだ!」と決意する。で、明日になったら忘れちゃいそうだけど。記憶のシステムは、単にデータを保存しているのではなく、思い出すたびに上書きしていくということらしい。子どもの頃の記憶も、実は自分に都合の良い思い込みってこともあるのかも。ユーモアあふれる文章で、怖い話を笑って読むことができました。

  • _apojun_

    図書館本。物忘れが気になり始めた著者が記憶と忘却のメカニズムを日常的なエピソードを交えながら、それぞれの分野の専門家にインタビューして解き明かしていく、という内容。 物を覚えておくというのは非常にコストがかかる処理なので、人生を生きていくうえでの効率化のために早々と放棄されていく、というのはなかなか衝撃的でした。 生物にとって最も大切なことは種の保存であって、年齢的にそれを過ぎたら無駄なことはどんどん淘汰されていくというのはある意味納得。 人間の長生きに進化が追い付いていない、というのもなるほどと。

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