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リバタリアニズムの経済学 ウィーンとシカゴの物語

マーク スコーセン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784393621851
ISBN 10 : 4393621859
Format
Books
Release Date
December/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ「政府」に任せてはいけないのか!!ミーゼス、ハイエクから、フリードマン、スティグラーまで政府による“恣意的な”介入に反対し、「小さな政府」を説いた“反ケインズ”の経済学の歴史を俯瞰する。

目次 : 第1章 ウィーンとシカゴ―二つの経済学派の物語/ 第2章 古いウィーン、新しいウィーン―オーストリア学派の勃興と衰退、そして再生/ 第3章 シカゴ帝国―経済学至上主義/ 第4章 方法論争―理論は実証されねばならないのか?/ 第5章 理想的な通貨制度を求めて―金本位制 対 管理通貨制/ 第6章 マクロ経済学、大恐慌、景気循環論/ 第7章 政府の適切な役割とは?―反トラスト、公共選択、政治経済学/ 第8章 偉大なる経済学者は誰か?/ 第9章 資本主義をなぜ信じるのか?/ 第10章 自由主義経済学の未来―ウィーンとシカゴの距離はどのくらいか?

【著者紹介】
マーク・スカウソン : 1947年、カリフォルニア生まれ。新オーストリア学派の経済学者。コロンビア大学ビジネススクールなどで教鞭をとる。投資家、コンサルタント、コラムニストとしても活躍

田総恵子 : 翻訳家。十文字学園女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ステビア

    非常に勉強になった。シカゴ学派とヴィーン学派が、同じものを求めているのに性格やアプローチの違いからケンカをする兄弟に例えられている。前者は実践的・外向的だが、後者は理想家肌で引きこもりがち。この本は兄貴の方に弟への歩み寄りを要求している。

  • 脳疣沼

    手っ取り早くオーストリア学派を学べる本だと思えば良い。シカゴ学派と対比させて書いているので、余計にオーストリア学派の主張するところが際立ち、よく分かるようになっている。

  • kuro_23

    競争的な自由市場を基調とする経済学派であるシカゴ学派とウィーン学派の比較を中心とした経済学史。著者がウィーン学派なので全体的にはウィーンがんばれって雰囲気が出ている。両学派が合同して自由市場の経済学を追求してくれると、自分の興味的にも非常に嬉しいんだけど、どうなるんかなあ。

  • ハンギ

    書名は違うけどアマゾンへのリンクが貼れているので、「自由と市場の経済学」マーク スカウソン著の本としてレヴューする。著者は新オーストリア学派の経済学者だそうで、時として対立するシカゴ学派とオーストリア学派を比べて書いた本。学説としてはオーストリア学派の方が頑固で、純粋主義、理想主義的だが、シカゴ学派は世俗的な成功を収めているそうだ。ノーベル経済学賞の受賞者数が圧倒的にシカゴ派が出しているそうだ。オーストリアはハイエク一人。そのハイエクも1950年以後は政治哲学の方へ転向してしまっていた。

  • NulliusInVerba

    両派の歴史や関係が概観できる。

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