イエスとの初めての再会 史的イエスと現代的信仰の核心

著者は史的イエス研究の「第三の探究」に属する聖書学者。北米の保守的な教会で育った自らの信仰的出自から語り起こし、現代人にとって真に納得のいく聖書の読み方から導き出されたイエス観、神観、信仰観を積極的に提示する。

目次 : 第１章　イエスとの再会/ 第２章　どんな男だったのか？―復活前のイエス/ 第３章　イエス、憐れみ、政治/ 第４章　イエスと知恵―革新的な知恵の教師/ 第５章　イエス、神の知恵―肉となったソフィア/ 第６章　イエスのイメージとキリスト者の生活のイメージ

【著者紹介】
マーカス・J.ボーグ : １９４２年アメリカのノースダコタ州で敬虔なルター派の一家に生まれる。地元のカレッジを経てユニオン神学大学、オクスフォード大学で学ぶ。神学博士。オレゴン州立大学教授。妻が司祭を務める聖公会に属する。イエス・セミナーのメンバー。活発な著作・講演活動を行っている

西垣二一 : １９２８年神戸に生まれる。関西学院大学神学部、同大学院、ボストン大学大学院、ヴァンダービルト大学大学院等で学ぶ。ドクター・オブ・ミニストリー。日本基督教団神戸丸山教会、東神戸教会、福岡女学院、聖和大学に勤務。聖和大学学長、広島女学院大学学長、同院長、同理事長を歴任

三ツ本武仁 : １９７０年東京都文京区に生まれる。明治大学二部文学部文芸学科、関西学院大学神学部卒。同大学院神学研究科後期課程満期退学。日本基督教団神戸栄光教会伝導師を経て、２００８年より山形学院高等学校宗教主任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）