資本論第一部草稿 直接的生産過程の諸結果 光文社古典新訳文庫

マルクス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334753351
ISBN 10 : 4334753353
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
463p;16

内容詳細

マルクスは当初、『資本論』を「商品」から始まり「商品」で終わらせる予定だった。資本主義的生産過程の結果としての「商品」は単なる商品ではなく、剰余価値を含み資本関係をも再生産する。ここから見えてくる資本主義の全貌。『資本論』に入らなかった幻の草稿、全訳!

目次 : 1 第6章以前の諸原稿(貨幣の資本への転化/ 絶対的剰余価値の生産/ 絶対的剰余価値と相対的剰余価値との結合/ 資本の蓄積過程)/ 2 第6章 直接的生産過程の諸結果(資本の生産物としての商品/ 剰余価値の生産としての資本主義的生産/ 資本関係そのものの生産と再生産)/ 3 その他の諸断片

【著者紹介】
カールマルクス : 1818‐1883。ドイツ(プロイセン)の哲学者・経済学者・革命家。思想家として現代にもっとも深い影響を与えた。「独仏年報」誌に「ヘーゲル法哲学批判・序説」「ユダヤ人問題のために」を発表。『経済学・哲学草稿』で私有財産の哲学的解明と労働疎外の問題に取り組んだのち、『経済学批判』『資本論』で資本主義の矛盾を鋭く分析、批判。20世紀の社会主義革命の思想的な礎を築いた。私生活ではつねに窮乏にあえぎ、相次いで幼い娘・息子を亡くすなど不遇をかこったが、親友エンゲルスの経済的援助を受けながら意欲的な執筆活動を続けた。1883年3月没

森田成也 : 1965年生まれ。大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たつや さん

    「資本論」は興味はあるが手が出ない本でした。光文社古典新訳文庫のシリーズに資本論草稿があるのを発見したときは草稿なら読めそうだ!そう思い、図書館で予約したが、受取ると身震いした。「思ってたのと違う」そして微塵も理解出来ず。悔しさと虚しさが心に残った。俺は無能だな〜遠い目。 訳者に敬意を表します

  • Akiro OUED さん

    資本論では、フェティシズムという言葉は使われてなかったけど、本草稿集において物神化は詳述される。工場労働者にとって、製品よりもそれを産み出すシステムこそ神なのだ。物神と化したクルマの生産ラインへの崇拝は、不良車さえも出荷してまで、その活動を維持させた、とも読める。悲劇だね。

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