マリー・ンディアイ

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ねがいごと

マリー・ンディアイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784411041500
ISBN 10 : 4411041502
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,79p

内容詳細

クリスマスの夜、子どものいない夫婦のもとにひとりの少女が現れる。しかし少女とひきかえに、夫婦は心臓に変身してしまい…。やさしくもせつない夫婦の物語。仏フェミナ賞作家による珠玉の童話。

【著者紹介】
マリー・ンディアイ : 1967年、フランス中部のピティヴィエに生まれる。現代フランス文学を代表する作家の一人。幼いころから作家を志し、17歳でデビュー。これまでに十冊以上の小説や戯曲を発表しているほか、童話を三冊刊行している。2001年に『ロジー・カルプ』(邦訳は早川書房、近刊)でフェミナ賞を受賞。作家ジャン=イヴ・サンドレーとの間に三人の子どもがいる。現在はドイツのベルリンに暮らす

アリス・シャルバン : 1969年、フランスのノルマンディ地方に生まれる。イギリスでグラフィックアートとイラストレーションを学ぶ。児童書を中心に、書籍、雑誌、広告のイラストレーターとして活躍している。エルメスの公式サイトでイラストを担当。パリに暮らす。四人の子どもがいる

笠間直穂子 : 1972年、宮崎県に生まれる。上智大学、東京大学大学院、ルーアン大学でフランス語とフランス文学を学ぶ。現在は上智大学ほかで非常勤講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スイ さん

    「親のこころを守るのは、子どもの仕事じゃないわ。」 突き刺さった…。 クリスマスに、子供が欲しい夫婦の元に子供がやって来る、というのは王道のクリスマスストーリー。 しかし代わりに、夫婦は「心」だけになってしまう、となるとこれは王道ではないぞ、と身構えることになる。 短い絵本だが、しっかりとした芯がある。 読むごとにその時の自分の状況から、様々なことを考えられる作品だと思うので、読み返していきたい。

  • きゅー さん

    現代的なおとぎ話。子供のできないお金持ちの夫婦のところに肌の黒い少女がやってくる。夫婦は大喜びで彼女におもちゃを与え、きれいな服を着せ、大事に見守るのだが。こども向けの童話というよりも、もう少し上の年代向けに書かれたものだろうか。著者ンディアイ自身、フランス人の母とセネガル人の父の間にうまれている。彼女の他の作品では親子関係テーマが主要なモチーフとなっているが、この作品では養子制度について焦点があてられている。ンディアイの語りかける親子のつながりについて、自分自身を振り返り考えながら本を閉じた。

  • soran さん

    面白い! 自分たちの考える子供というコンセプトにひたすら愛情を注ぐ親(この場合は養親だけど)。そんな親のココロを面倒みちゃう子供がけなげ。エンディングがさわやか。こういう親子関係ってけっこうありそうで、なかなか寓意が深い。

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マリー・ンディアイ

小説家、劇作家。1967年、フランス中部ピティヴィエで、セネガル人の父とフランス人の母の間に生まれる。1985年に十七歳の若さでデビュー作Quant au riche avenir(豊かな未来について)を老舗文芸出版社ミニュイより刊行。その後も順調に作品を発表し評価を高めていった。2001年、『ロジ

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