マリー・ジャン・アントアーヌ・ニコラ・ド

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フランス革命期の公教育論 岩波文庫

マリー・ジャン・アントアーヌ・ニコラ・ド

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003370117
ISBN 10 : 4003370112
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

公教育の確立は、革命の最大の課題の一つであった。コンドルセ、ロム、ルペルチエ、ドーヌー、ラカナル、ブーキエら革命家は、公教育は自由と平等の実現、新しい国民形成に不可欠の条件だと考えた。このとき提起され論じられた問題は、近代教育の根幹に関わるものであり、教育をより深く考えるうえでも重要な視点を提供する。

目次 : 公教育の全般的組織/ 国民教育案/ 国民教育と民衆協会/ 共和暦の制定/ フランス語教育/ 理工科学校の設立/ 国立工芸院の設立/ 師範学校の設立/ 中央学校の設立/ 公教育の成立/ 公教育についての総括

【著者紹介】
コンドルセ : 1743‐94。フランス北東部の農村の貴族の家に生まれ、22歳で書いた「積分論」がダランベールの称賛を受けて数学者として名をなし、科学アカデミー会員になった。財務総監のテュルゴのもとで造幣局総監を務める一方、社会科学を科学として確立する方法論に情熱を傾けた。1789年には「憲法友の会」や「黒人友の会」に属し、翌90年にはシエースらと協力して「1789年協会」を結成して、合理的な政治の確立に力を注いだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • katoyann

    タイトルの通り、革命家による教育論集。革命により王権国家が崩壊して、人民が支配する共和国が誕生した。王侯貴族による専制から解放された社会では、人は理性の力を身につけることにより、権力者から騙されることなく、自立した生活を営むことを目指すべきとする。教育はそのために必要だという。特にコンドルセ案は近代公教育論のベースとなった。知育重視論であるが、権力への隷従から解放されるために学ぶべきだという教育論は普遍的であると思う。宗教や特定の政治権力からの教育の独立を謳っているが、日本は中世に逆戻りしているのでは?

  • ソーシャ

    教育学の古典として有名なコンドルセの公教育論のみ読了。公教育の役割や理念について熱く論じています。現代の教育問題につながる記述もあり、教育について考える上で読んでおきたい本ですね。

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