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心は泣いたり笑ったり マリーズ・コンデの少女時代 白水uブックス

マリーズ・コンデ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560072561
ISBN 10 : 4560072566
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ニュー・アカデミー文学賞を受賞した、世界に誇るフランコフォン作家マリーズ・コンデの少女時代のメモワール。今年4月に他界した作家への追悼出版。

【著者紹介】
マリーズ・コンデ : 1934年、カリブ海のフランス領(現海外県)グアドループ生まれ。16歳でパリへ渡り、ソルボンヌ大学で学ぶ。59年にアフリカへ。コートジボワール、ギニア、ガーナ、セネガルと12年におよぶアフリカ滞在の後、パリに戻り75年に比較文学で博士号取得。76年『ヘレマコノン』で小説家デビュー。以後、精力的に作品を発表。本書でユルスナール賞、2018年にニュー・アカデミー文学賞、21年にチーノ・デル・ドゥーカ世界賞を受賞するなど、多数の文学賞を受賞。また、“奴隷制を記憶するための委員会”の委員長として当時のシラク大統領に働きかけ、06年に“奴線制廃止記念日”が制定されるなど社会活動にも尽力した。24年4月2日逝去。同月15日にフランス国立図書館で追悼式典が開かれた

くぼたのぞみ : 1950年、北海道生まれ。翻訳家・詩人。80年代からアフリカ系/発の作家の作品を翻訳紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たま

    山田詠美さんの記事で興味を持ち読んだ。初読みの作家。1934年にカリブ海のグアドループに生まれ、両親はアフリカ系「だが」裕福で休暇は家族でパリへ。パリの高校に転入して初めて黒人としてのアイデンティティに直面する(1)。外国で自分のアイデンティティを問い直すのは大なり小なり多くの人が経験するところで興味深い。一方、濃厚なスキンシップ(2)にも関わらず、どうにも満たされない母親への愛着には彼我の文化の違いを感じた。父が60代母が40代と言う年齢差もあるが、フランスと言う権威を笠に着る両親が哀れでもある。

  • まこ

    両親の考えと、黒人である自分たちの置かれた状況。この差に作品が気付いたのはいつだろう。作中当時の作者が違和感を感じつつも、両親は間違ってないのではと作中の描写以上に葛藤する様子がわかる。黒人だけど生活も知識も白人よりある人たちを描いた作品を何作か読んだけど、白人より下と突きつけられてしまうんだな。

  • Erinelly

    心が明るくなる。

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