なぜこの方程式は解けないか? 天才数学者が見出した「シンメトリー」の秘密

マリオ・リヴィオ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152087904
ISBN 10 : 4152087900
フォーマット
出版社
発行年月
2007年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,428p

内容詳細

方程式の解を巡る古来の謎を追究すると意外にも、数理科学に欠かせない主題「対称性」に行き着く。シンメトリーを切り口に、物理学や芸術、人為の及ばぬ自然界と縦横無尽に語った、ひたすら面白い数学読本。

【著者紹介】
マリオ・リヴィオ : 宇宙物理学者。アメリカの宇宙望遠鏡科学研究所の科学部門長をつとめた。宇宙の膨張からブラックホール近傍の物理現象、知的生命の創出など、関心は広い。著書に、国際ピタゴラス賞とペアノ賞を受賞した『黄金比はすべてを美しくするか?』(早川書房刊)ほか

斉藤隆央 : 1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。科学書を中心に翻訳に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やす さん

    群論の成り立ちというか夭折したガロアとアーベルの悔しさを代弁した前半部分と、群論が人類の自然に対する理解を如何に進めたかの後半部分によりなる本。著者のアーベルとガロアへの尊敬と同情はすさまじい。と思う。なんで5次方程式は解けないかはよくわからないけど(著者もそこまで解説しようとは思っていない)ガロアの創造した群論こそがキーであるという。のみならず、群論は世界の成り立ちを対称性そのものに置く相対論のバックボーンであり、量子力学の発展こそ抽象的に検出された群の具体例として描かれる。

  • 遊星きょうだい さん

    数学の歴史は、とびきりの天才を使い捨てにしてきた血塗られた歴史。オラ、凡人で、まじよかっただよ!

  • tsuyoshi555 さん

    「さて、科学史上最高に悲劇的と言えそうなふたりの若者が登場する下地は整った。・・・この非凡なふたりの人生はあまりにも痛ましく、これからの二章でその話を少し詳しく書かずにはいられない」。。。この書きっぷりワクワクします。ほんと好きなんだなあ。@sun

  • Aboutmoon さん

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