蛇との契約 ロマン主義の感性と美意識

マリオ・プラーツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756601711
ISBN 10 : 4756601715
フォーマット
出版社
発行年月
2002年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
浦一章 ,  
追加情報
:
22cm,1022p

内容詳細

目次 : 第1部 恐怖の三巨匠/ 第2部 ラファエル前派/ 第3部 唯美主義の生みの親たち/ 第4部 奇人変人たちの展示館/ 第5部 ダヌンツィオ博物館/ 第6部 プルーストの室内装飾/ 第7部 フロレアーレ様式/ 第8部 ココシュカの人形

【著者紹介】
浦一章 : 東京大学文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • roughfractus02 さん

    G・R・ホッケがマニエリスムの原初モデルをアジア的自然を排除してポリスの秩序=宇宙(コスモス)を作ったギリシャに設定したのに対し、著者はロマン派の原初モデルをアダムとイヴの神話に求める。官能と美を象徴するイヴが悪魔の化身蛇から林檎を受け取る時、アダムは苦役と死の運命を担う。本書によれば、文学的想像力が死に対峙するのは蛇と契約した官能と美に誘惑されるからだ。この原初イメージがロマン派に顕著に現れるのは、アダムが担った苦役が産業革命後の労働社会が世界を覆うからか。蛇は楽園喪失の記憶を、時代を超えて運んで行く。

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人物・団体紹介

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マリオ・プラーツ

1896年ローマ生まれ。1982年歿。イタリアの文学批評家、エッセイスト、美術品蒐集家。1923年から34年までイギリスに滞在し、リヴァプール大学とマンチェスター大学でイタリア語文学の教授。34年イタリアに戻り、66年までローマ大学の英語英文学教授をつとめた

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