マリアナ・マッツカート

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ミッション・エコノミー 国x企業で「新しい資本主義」をつくる時代がやってきた(仮)

マリアナ・マッツカート

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910063195
ISBN 10 : 4910063196
Format
Books
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

暮らしの中心に経済があるのではない。経済の中心に暮らしがあるのだ。各国首脳のブレーンとして経済政策にたずさわる最旬の経済学者による、いま最も支持される「新しい資本主義」「パーパス」実践の書。

目次 : 第1部 世界の「今」を理解する―次なるムーンショットに立ちはだかるものとは?(政府・企業・資本主義をつくり直す/ 危機に瀕した資本主義/ 新自由主義の間違い)/ 第2部 ミッション・ポッシブル―大きな夢を実現するために必要なこととは?(いま、アポロ計画こそが「最高の教訓」である)/ 第3部 ミッションを実装する―今、私たちが取り組むべき壮大な課題とは?(課題起点のミッションマップをつくる)/ 第4部 ミッション経済の時代がはじまる―私たちの未来を問い直す(理論と実践―政治主導のあらたな経済の7原則/ 新しい資本主義へ)

【著者紹介】
マリアナ・マッツカート : ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン経済学教授。同大学イノベーション&パブリックパーパス研究所創設所長。世界保健機関(WHO)「万人の健康のための経済会議」議長。イタリア、スコットランド、南アフリカなど各国政府の経済アドバイザーを務める

関美和 : 翻訳家。ベンチャーキャピタリスト。ESG重視型VCファンドMPower Partners Fund L.P.ゼネラル・パートナー。杏林大学外国語学部特任准教授。アジア女子大学(バングラデシュ)支援財団理事。慶應義塾大学文学部・法学部卒。電通、スミス・バーニー勤務後、ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長

鈴木絵里子 : ベンチャーキャピタリスト。MPower Partners Fund L.P.マネージング・ディレクター。カナダ・マギル大学卒(経済学・国際開発学・数学)。モルガン・スタンレー投資銀行、UBS証券の投資銀行部門を経て、シリコンバレーのドローンベンチャーSkycatchの日本法人を設立。その後ミスルトウ株式会社投資部ディレクター、フレスコキャピタルのゼネラル・パートナーを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • absinthe

    特にアポロ計画を取り上げて官製投資による経済の活性化について述べる。しかし計画経済の本ではない。absintheは盲目的な新自由主義経済派だったが考え直した。官主導でも民主導でも同じ形態の経済が続くと制度疲労を起こすのか。お金をたくさん刷って配ればよいというバラマキとは完全に異なる。的を絞って有効な投資を心がける必要があるという。投資後の評価の方法、市場のあり方、官のあり方、見直さなければならないところが多い。実現は簡単ではない。

  • おせきはん

    米国のアポロ計画を例に、政府がイノベーションにおいて積極的な役割を果たす意義について論じています。ミッション志向は、政府に限らず、新しい事に挑戦する際に重要だと思いました。政府とは関係ありませんが、自分が担当するプロジェクトでもミッションから考えることを意識します。

  • 小鳥遊 和

    英米他の「外注国家」で危機管理能力は低下し、投資は金融・資産志向が過剰で社会の発展が阻害されているとの指摘は良い。ただ、第一世代のミッションは「大きな科学で大きな課題に対処して見事に成功」したが、現代のミッションは「格差や気候変動対策という選挙で負け易く市民を巻き込むのが困難なもの」で、しかも財源はMMTで得られると論じるに至って実現可能性は低いと感じた。とはいえ、欧州の小回りが利く国で成功すればサッチャリズムと同様世界に広まるのかもしれない。日本が真似する頃にはまた「周回遅れ」と言われたりするのだろう。

  • らる

    資金を注入しても仕組みが弱いと効果が無い/国と企業がいかに協働するか/ミッション志向で挑む/一つのお手本はアポロ計画。月面着陸という夢を実現するためすべての人が力も心も注ぎ込み、投資とイノベーションを実行。結果としてソフトウェアや、ジャンボジェット機が生まれた/イノベーションによって解決したい課題に焦点を合わせれば、技術やスタートアップは後からついてくる/中世の建築家は今では負えないような大きなリスクを背負いながら大聖堂を建築した。それは「神の栄光を具現化する」というミッションがあったから

  • Rico

    書評を読んでも出てくるが、これを読むとさらに今の日本の政治に期待できないと思ってしまう。。後書きにもあるが、基本著者の根本にあるのは性善説というか、楽観的心理哲学で、アポロの話も、あのような大きなミッションが国民(ポピゥラリズム)の同意を得られたのも冷戦の緊張背景でしょう、とどうしても思ってしまう。と同時に、コロナ禍の政治のコンサルや代理店への丸投げ報道を見るにつれ、自由経済の破綻が公共の福祉には役立たないことがわかっている今、政治にはなんとかもっと頑張ってほしいし、もちろんミッションベースでいてほしい。

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