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ISBN 10 : 4801944744
Content Description
1813年ロンドン。男爵令嬢ペネロペは画家になりたいと願っているが、父親から絵を描くことを禁じられていた。ある舞踏会で有力な貴婦人の援助を得られないか考えていたところに、グランドハンプトン公爵プレストンが姿を見せた。彼の兄で最近亡くなったスペンサーとペネロペは友人だったが、プレストンはいつも不機嫌で、今夜もペネロペを見て不快そうな顔をした。しかし、なぜかダンスを申し込んできた彼はこう言ってきたのだ。君の父親は借金まみれで君は金持ちの結婚相手を探している、兄に近づいたのもそういうことだったんだろう、と。スペンサーとの友情を大事に思っていたペネロペは腹をたてるが、プレストンは今度は突然キスしてきた。そして、「これで終わりではない」と謎の言葉を残して消えてしまう。実はペネロペの父は本当に借金で首が回らなくなっており、クラブで娘の結婚を競りにかけていた。兄の死にペネロペの父がかかわっていたのではないかと疑っていたプレストンは、その権利を勝ち取る。そしてあっという間にふたりは結婚することに。復讐のため結婚を選んだ公爵と、画家志望の貧乏令嬢。この結婚生活の行方は―?
【著者紹介】
マライア・ストーン : 累計100万部以上を売り上げているベストセラー作家。経営学の博士号を持ち、6ヶ国語を話す。『アウトランダー』と寿司とタイ料理を愛し、地元で作家グループを運営している
大須賀典子 : 1969年神奈川県生まれ、香港育ち。雑誌編集者を経て英米文学翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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