やわらかな遺伝子

マット・リドリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784314009614
ISBN 10 : 4314009616
フォーマット
出版社
発行年月
2004年05月
日本
追加情報
:
20cm,410p

内容詳細

遺伝子は神でも運命でも設計図でもなく、時々刻々と環境から情報を引き出し、しなやかに自己改造していく装置だった。20世紀の遺伝決定論の悪夢を断ち切り、ゲノム時代の新しい人間観を樹立する。

【著者紹介】
マット・リドレー : 1958年英国生まれ。オックスフォード大学で動物学を学ぶ(Ph.D.)。「エコノミスト」や「デイリー・テレグラフ」誌で科学関係の記者、「エコノミスト」誌のワシントン特派員を勤めた後、サイエンス・ライターとして活躍。現在、英国のニューキャスルにある国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所の客員教授

中村桂子著 : 1936年生まれ。東京大学理学部化学科卒業。三菱化成生命科学研究所部長、早稲田大学教授などを経て、現在、JT生命誌研究館館長。ゲノム解読から生命の歴史を読み解く生命誌を提唱

斉藤隆央 : 1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は翻訳業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ntahima さん

    【市図書16】人は何故斯くも二項対立的なのか?これも所謂本能か!「生まれ」か「育ち」かは、過去100年余に渡り科学、社会学、教育学などの各分野で激しく時にはイデオロギッシュに争われてきたテーマである。著者の考えは原題の「氏(生まれ)は育ちを通して」に示されている。一見、当たり前かつ抽象的な主張のように思えるが鍵は「通して」にある。ここから先は本書を読んで貰うしかない。言及される研究事例は非常に面白いが多すぎて時には著者の主張が何処にあるのか見失いがちになるのが玉に疵。遺伝子本は思い込みの壁を崩してくれる。

  • ステビア さん

    生まれは育ちを通して!知的興奮に満ち満ちたいい本。

  • ニッシャ さん

    難しい本でした。読み終えるには時間がかかりました。

  • tuppo さん

    良い子育てとある種の性格に相関があるからといって親が性格を形成することの証明にはならない。相関では原因と結果を区別できないのである。/個性は素質を欲求で強化することによって生み出されたものである。/現代の学習理論はパヴロフの考えに一つ大きな変更を加えている。刺激と報酬が何度も一緒に現れる場合でなく期待と現実との間に何らかの食い違いがある場合に能動的な学習がなされるとしているのである。精神は予測の誤りを犯すとある刺激の後に報酬を期待したのに得られなかったときやその逆のとき期待を変更する。すなわち学習するのだ

  • zucchini_canny さん

    名著!理論的で分かりやすく、和訳も良かった。「生まれか育ちか」というテーマについて色々な観点から考えられる一冊。

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