マックス・h・ベイザーマン

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Better, Not Perfect すこしでも確実に社会に役立つ選択をする

マックス・h・ベイザーマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491049977
ISBN 10 : 4491049971
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

全米から届いたテディ・ベア6万7000体は、被害を受けた町を励ましたのか。私たちの判断を曇らせるバイアスを知り、持続可能な善を目指す。いずれのアプローチとも一線を画す「処方的アプローチ」への道。

目次 : 第1部 自分と社会にとって好ましい選択をするために(完璧ではなく、「よりよく」を目指す/ もっている知性を無駄にしない/ 賢明なトレードオフの選択 ほか)/ 第2部 身近な価値損失と向き合う(トライバリズム―身内びいきから距離を置く/ 無駄づかい―浪費の洗い出し/ 時間―資産として考え直す ほか)/ 第3部 持続可能であるために(ほかの人を通じて価値を生み出す/ 最大の善に向けた旅を続ける)

【著者紹介】
マックス・H.ベイザーマン : ハーバード・ビジネススクール教授。行動心理学の権威。リーダーシップ、意思決定、交渉術を専門とする。30か国の政府や企業のアドバイザーとして活躍。ロンドン大学の名誉博士号、アスペン研究所ビジネス&ソサエティ・プログラムの生涯業績賞などを受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Haruki

    交渉術など専門の著者が「持続可能な最大の善」を実践することをテーマに、行動心理学、行動経済学の視点で、システム1の直感的・情緒的判断(限定された合理性、スコープ無反応性)、腐敗や不正(米国は法を破らずねじ曲げる、不信連鎖)、トライバリズム(身内びいき)、無駄遣い(勝者の呪い)といった全体の善を損する例を指摘。改善へは、システム2思考の意識的活用、相手の価値観に沿った価値創出の交渉、紛れ込む脅威に気づくこと、説明のつかない情報には問いを発すること、寄付への効果的な利他主義の視点、実験の視点、ナッジ、が大事。

  • 古民家でスローライフ

    リーダーシップ、意思決定、交渉術を専門とする行動心理学の権威による社会を良くするために個人ができる具体的なアプローチを行動心理学の知見を元に様々な角度から解説した一冊。人は、感情によって、多くの意志決定をする生き物だが、それは、利他的な行動にも現れる。ピーター・シンガーは、効果的な利他主義という概念で、感情に捉われず、客観的な視点による選択によって、より良い社会貢献ができると示した。人は、感情に強く訴えるものを選択しがちだが、冷静に理性的な、ベターな選択の積み重ねによって、社会は、より良いものにできる

  • 古民家でスローライフ

    個人の行動や選択によって、少しでも社会にポジティブな影響を与えるために、具体的にどういう方法で、それを実行していくのかというのを、様々な視点から語った本。社会に役に立つ行動をするというと、社会変革のような大きなことを成し遂げるイメージがあるが、一人一人ができることには、限界があるのを自覚して、自分ができる範囲の中で、倫理的に正しく、できるだけ、感情に作用されずに、理性的な判断の中で、行動をすることが、社会を良くするのに大切だというのがわかる。社会を良くすることに興味がある人には、一読する価値のある一冊。

  • のん

    哲学は道義的すべき論、心理学は記述的論

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