マシュー・l・トンプキンス

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トリックといかさま図鑑 奇術・心霊・超能力・錯誤の歴史

マシュー・l・トンプキンス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863134690
ISBN 10 : 486313469X
フォーマット
発行年月
2020年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;25

内容詳細

人体切断、縄抜け、降霊会、死者や超自然との対話、エクトプラズム、ポルターガイスト、こっくりさん、念写、超能力、錯視…私たちを魅了する奇跡と奇術は表裏一体だ。本物の魔法だと信じられていた初期の奇術が、洗練された舞台芸術として確立するまでを、詐欺師とマジシャンの攻防を軸に解き明かす。元マジシャンであり心理学者でもある著者が、人の心理を巧みに誘導し、手わざを自在に操る鮮やかな手法を語る。オカルトブームを盛り上げた様々な道具のほか、名だたるマジシャンが使用した道具などの貴重な図版を多数収録。

目次 : イリュージョンへの招待/ 第1幕 初期の催眠術と心霊現象/ 第2幕 マジックの巨匠たち/ 第3幕 心霊研究家/ 第4幕 超心理学者/ 第5幕 錯覚の心理学/ 終幕

【著者紹介】
マシュー・L.トンプキンス : 米国の実験心理学者。元マジシャン。ニューヨーク州立大学ジェネセオ校で心理学を専攻。オックスフォード大学で心理学研究の修士課程修了。同大学で実験心理学の博士号を取得。錯覚の認知心理学に焦点を当てた研究は、“ワシントン・ポスト”紙など国際的なメディアでたびたび取り上げられている。プロのマジシャンとして活動していた経験を研究に生かしている。査読付き科学論文の内容が評価されてマジック・サークルの会員となった初の人物。実験研究に加え、幽霊の出没、魔女裁判、四次元の霊体、ポケモンのキャラクターの幻覚といったマニアックなテーマで記事を書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 更紗蝦 さん

    タイトルの『トリックといかさま図鑑』の部分に期待してしまうと「あれ?」という内容なので、『奇術・心霊・錯誤の歴史』だけにした方が的確だったのでは…と思いました。あとがきによると、元々は英国のウェルカムコレクション・ミュージアムで『スモークと鏡 マジックの心理学』展が開催されるのに合わせて発行された本なのだそうで、おそらくは図録を兼ねていたのでしょう。内容は認知心理学寄りですが、マジックショーのポスターや古写真がたくさん収録されているので、ヴィンテージな印刷物がお好きな人にオススメです。

  • 山田太郎 さん

    図書館で借りました。ながめてるだけでなんだか楽しい。大槻ケンジが好きそうな本ではないかと思った。胡散臭いというかそれがまた楽しいというか。フーディニーはマンガで読んだな、栄光なき天才たちで、殴られて死んだんだっけ。

  • くさてる さん

    うわあ面白い。初期の催眠術から心霊術や超能力の歴史とそれに寄り添うように発展していく、奇術、マジックと実験心理学の歴史が豊富なカラー図版と写真で解説された一冊です。現代の目から見たら「ちょっと待て」なガーゼを加えた写真でも「霊体が出ている」証拠とされた牧歌的な時代から、脳の神経細胞の反応を分析する現代まで、人間はいろんなものに騙され、錯覚してきたことが分かって、面白かったです。おすすめ。

  • G-dark さん

    わたしは心霊写真に関するくだりを読んで、もし自分が当事者の立場なら、どう感じるだろう…? と想像しました。故人への想いが募れば募るほど、「自分の大切な人を詐欺に利用するなんて許せない」と怒ることもあるでしょう。また、「たとえ写真越しであっても久しぶりに愛する人と再会出来るのなら、誰が何と言おうとこの写真は自分にとっては本物なんだ」と宝物扱いこともあるでしょう。どちらもごく自然なことですよね…。どちらが正解とも言い切れません…。頭では決して割り切れない、人の感情の奥深さを思い知らされました…。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    怪奇現象のトリック図鑑。印象度B  ざっと写真と説明を流し見る。写真で見る心霊や奇術の歴史。「エクトプラズムを吐く女性」の写真がもろガーゼを口に加えているだけで面白い。暗がりで見た人はこういうのに騙されてたのだろう。読書メーターで出会った本なのだが、読をやっててよかったと思えるのは、こういう知らない分野の良書に出会えた時

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